Amazon Cashについて調べてみた

こんにちはピピッとチョイス編集部です。アメリカ時間の2017年4月3日にAmazonはAmazon Cashという新たなサービスをアメリカ国内でスタートすることを発表しました。Amazon Goの店舗のオープン時期が遅れる発表があったAmazonですが、この新しいサービスで、今まで獲得が難しかった顧客の囲い込みを行い始めました。昨日発表されたばかりのサービスについて調べてみました。

そもそもAmazon Cashとはどういったサービスなのか?

Amazon Cashのサービスとは、そもそもアメリカにおいて銀行口座、クレジットカードやデビットカードを持たないユーザーでもネット上のAmazonで買い物ができるようになるサービスです。Amazonがアカウントに対してバーコードを発行し、そのバーコードを提携店舗の店にもって行き必要な分の金額を現金で入金することができます。その入金した金額が自身のAmazonアカウントに反映され、Amazonでのショッピングを可能にするという仕組みです。

このサービスのターゲットとしては、クレジットカードやデビットカードの銀行のサービスなどを積極的に利用しないUnderbankedと呼ばれる世帯や、そもそも銀行口座を持たないunbanked世帯を見据えています。この全体の人数はアメリカのFDIC(Federal Deposit Insurance Corporation)2015年の調べでは、(https://www.fdic.gov/householdsurvey/)

Underbankedが2450万人で、unbankedの人数が、900万人で合計、3350万人のユーザーに対してAmazonはAmazon CashのサービスでAmazonの利用を促すようで、仮にこのユーザーの10%がAmazon Cashを利用した場合、Amazonの年間平均単価1500ドル(Forbes調べ)とすると、年間で約50億ドルの流通総額の上乗せを図ることができます。

Amazon Cashの利用方法とは

出典:CNBC

まずは、Amazon CashのサイトにてAmazonにログインします。この際に必ず自身のスマートフォンやメールアドレスの登録を間違えないように設定しておきます。その後、「Get your barcode」からサイトを移動し指示にしたがうと、バーコードが登録したスマートフォンにテキストメッセージとして送られてきます。このスマートフォンに送られてきたバーコードもしくはプリントアウトしたバーコードを提携先のCVS pharmacy, Speedway, Kum&Go, Fresh Market, SHEETZ, Family Fare, Vg’s groceryにもって行き入金します。

バーコードをレジカウンターで読み取ってもらい、Amazonアカウントに希望金額を$15-$500の幅で入金することができます。その後、ユーザーは銀行口座を持たずに安心してAmazonを利用することができるというサービスのようです。

今後のAmazon Cashの日本進出の可能性

もともと現金社会である日本にとって、Amazonを含めネットショップなどでクレジットカードなどを利用しないUnderbankedユーザーは相当数いると考えられます。一方でAmazonの日本事業の売上は2016年で約1.1兆円とされています。Amazon全体売上における日本事業の売上は約8%と、アメリカ、ドイツに次ぐ3つ目の売上規模となっている状況です。この2つを根拠とするとアメリカにおけるAmazon Cash事業の結果次第では、早い段階で日本にも導入されることが予想されます。一方でコンビニ振込みや代引きなどの支払方法がすでに確立していきている日本において、わざわざ一度コンビニなどで入金してからネットを利用する潜在顧客数や市場を考えると日本におけるAmazon Cashの導入は難しいのかもしれません。

詳しくは公式ページをご確認ください。

ちなみに現在50ドルを入金すると10ドルもらえるキャッシュバックキャンペーンを6月末まで行っているようです。

 

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