“まごころ”の形も変化している。電子マネー化が進む商品券

晴れ着の女性

1月9日は成人の日。新成人の皆さん、おめでとうございます!ピピッとチョイス編集部です。大人の仲間入りを果たされた皆さんは希望に満ち溢れ、ご両親もさぞお喜びのことでしょう。

一方、成人式を迎えるご親戚やお友達がいらっしゃる皆さんは、お祝いにどんなものを贈りましたか?「好きなものが自由に選べるように」との心遣いから、商品券を選ばれた方も多いのではないでしょうか。

この商品券もまた、電子マネー化が進んでいます。従来の紙タイプと違って手元にカードが残せますし、1円刻みで金額を自由に設定できるカードもあって、これがなかなか優秀なのです。ということで今回は、いろいろな電子マネー型商品券をご紹介します。

百貨店の商品券

贈り物に選びたいネクタイやシューズ

百貨店ギフトカード

全国の百貨店で使えるので地域を選ばず、どなたにも喜ばれる商品券として認知されている「全国百貨店共通商品券」。皆さんも贈り物として利用したり、プレゼントされたり…と手にする機会が多いと思います。この「全国百貨店共通商品券」の電子マネー版が「百貨店ギフトカード」です。紙の商品券と同じように全国の百貨店で利用できます。金額は5,000円~5万円まで5種類あり、有効期限はありません。

今までの商品券は1枚1,000円で、1万円分の場合は小冊子のように綴られています。そのため3,000円の支払いをする時には、3枚の商品券を切り離して店員に渡さなければなりませんでした。しかし電子マネー型ならカードを1枚出すだけなので、会計で手間取ることがありません。残高はレシートに印字されるほか、取扱店内やインターネット、電話での確認が可能です。

日本百貨店協会:http://www.depart.or.jp/gift

TAKASHIMAYA GIFT CARD

百貨店でもそれぞれ独自の電子マネー型ギフトカードを取り扱っていますが、高島屋の「TAKASHIMAYA GIFT CARD」は、デザインの種類がどこよりも豊富です。オリジナルデザインのカードが作れたり、メッセージを挿入できたりするので、お祝いのお返しなどにも重宝しそうです。金額は500円~10万円まで、500円単位で自由に設定できるのも嬉しいところ。ただし高島屋のオンラインショップでは利用できませんのでご注意を。

高島屋:http://www.takashimaya.co.jp/store/others/giftcard/

お芝居や映画のチケットも

レトロな劇場の客席

劇団四季ギフトカード

好きな演目を都合に合わせて選び、チケット予約の支払いに利用できます。チケットボックスの窓口だけでなくインターネットや電話でも使えて、残高はネットで確認が可能です。有効期限は発行年の翌々年12月31日までとなっており、使いきりタイプなので追加チャージはできません。しかしミュージカルに興味があるものの、なかなか足が向かないという方にはとても喜ばれるプレゼントではないでしょうか。

劇団四季:https://www.shiki.jp/giftcard/

シネマギフトカード

3,000円~1万円まで、1,000円単位で金額が選べるユナイデッドシネマのギフトカードです。有効期限は購入から1年間で、映画のチケットやポップコーン・ドリンク・パンフレットの購入にも使えます。ネットで残高や有効期限が調べられるほか、劇場設置の自動発券機、レシート、劇場の窓口での確認も可能です。ただし使い切りタイプなので追加チャージはできず、ネットでの購入にも対応していません。

ユナイデッドシネマ:http://www.unitedcinemas.jp/cinema-gift/

TOHOシネマズギフトカード

こちらも使い切りタイプの映画ギフトです。全国のTOHOシネマズで利用できます。カードはデザインが3種類あり、金額は2,000円~1万円まで4種類で、別売りの贈答用特別パッケージも用意されています。不定期で発行される限定カードもあるので、映画好きにはたまらないプレゼントになりそうです。劇場での利用のほか、ネットでのチケット購入にも利用できます。またプレミア上映や特別上映でも使えるところが、とても嬉しいギフトカードです。

TOHOシネマズ:http://www.tohotheater.jp/service/giftcard/

旅行券もカード型に進化

柔らかな日差しが差し込む旅館の和室

JTBトラベルギフト

ご両親の結婚記念日や還暦のお祝いに、旅行のプレゼントをお考えの方も多いと思います。JTBの「トラベルギフト」は、JTBグループ各販売店、総合提携店(一部を除く)およびJTBグループホームページなどで、国内・海外ツアーや宿泊先の代金の支払いに利用できるギフトカードです。5,000円~50万円まで自由に金額設定ができ、残高額内であれば1円単位での利用が可能です。

デザインが豊富に取りそろえられており、メッセージの追加もできます。またオリジナルデザインのプリントにも対応しているので、記念品としても活躍しそうです。ただし従来の旅行券と異なり、発行から1年もしくは10年の有効期限が設けられている点には注意が必要です。

JTB:http://www.jtb.co.jp/gift/travelgift/

温泉ギフトカード

「温泉ギフトカード」は、『@nifty温泉』がおススメする全国約80施設の加盟店で利用可能なカードです。4名分の入浴プランや2名分の入浴と食事のセットプランなど、最大で5,200円分の特典付きプランがこのカード1枚で利用できます。購入日から7カ月の有効期限がありますが、税込で3,000円という価格設定は贈る側にもちょっぴり嬉しいギフトではないでしょうか。

@nifty温泉:https://onsen.nifty.com/giftcard/pc/about/

本やCDの購入にも

公園で読書する若い女性

図書カードNEXT

進学や進級祝いに最適な図書カードも、磁気カードから電子マネー型に進化しています。従来の磁気タイプは残高の目安をパンチ穴で示していましたが、「図書カードNEXT」はスマートフォンなどで手軽に残額が確認でき、利用した書店名と日時・金額の閲覧も可能。磁気カードに比べると飛躍的に利便性が向上しています。

人気のピーターラビットシリーズに加え、有名作品を数多く残した東山魁夷(ひがしやま  かいい)の日本画や、富士山の写真をあしらったものなど幅広い年代に喜ばれそうなデザインがそろっています。ただし従来と異なり、有効期限が10年に限定されていますのでお気を付け下さい。

図書カード:http://hello.toshocard.com/

HMV ギフトカード

HMVのギフトカードは、チャージ式タイプと使い切りタイプの2種類が選べるところが個性的です。チャージ式は1,000円~10万円、500円単位でチャージでき、有効期間は最後の入金日より2年間になっています。使い切りタイプは1,500円と3,000円の2種類で、残高と有効期限はネットで確認ができます。オンラインショップでの利用も可能です。

HMV :http://www.hmv.co.jp/news/article/1001180090

Amazonギフト券

Amazonのギフト券はポイントサイトなどの景品として利用されているケースも多いので、受け取った経験がある方もいらっしゃるかも知れません。Eメールをはじめとする「デジタルタイプ」と、グリーティングカードなどの「配送タイプ」があり、届ける手段が豊富でデザインも選べます。

Eメールタイプなら15円~50万円まで1円単位で自由に金額設定ができ、有効期限は 発行から1年間。注文完了から5分程度で相手に届き、メールが開封されるとその通知も届きます。また最長1年先まで送信予約ができ、メールアドレスがわかれば手配できるので便利です。

ただ、送信先のメールアドレスが間違っていたり、相手がメールに気付かなかったりしてトラブルとなるケースもあるようなので、サプライズ・ギフトに利用するなら配送タイプの方が安心かも知れません。

Amazon:https://www.amazon.co.jp/gift-cards-store/b?ie=UTF8&node=2351652051

店舗での電子マネー型ギフトを可能にしたサービスとは?

凸版ギフトカード ホームページより

ご紹介したギフトカードは、その多くが凸版印刷と富士通エフ・アイ・ピーが共同提供している「サーバ管理型電子マネー」を採用しています。この「サーバ管理型電子マネー」は、残高をサーバで管理する新しい電子マネーです。カード自体には残高がなく、バーコードで読み取ったカード情報をリアルタイムでサーバと通信し、自由にチャージ・利用ができます。もちろんPC・携帯電話からの残高確認やオンライン決済も可能です。

ちなみにギフトカードだけでなく、ポイント一体型電子マネーとしても使うことができます。実はドン・キホーテやミスタードーナツなど、自社ブランドのハウス電子マネーにもこの「サーバ管理型電子マネー」が採用されており、カードと連携できるアプリやクレジットカードからのチャージにも対応できるようになっています。

導入企業の規模や目的に合わせて選べる専用端末も用意されており、POSに比べて安価で導入ができるほか、数店舗でのトライアル導入やイベントなど臨時スペースでの利用にも応じることができるとのこと。利用状況がデータ管理できるので、顧客の動向やキャンペーンの効果測定も手間をかけずに実施できる点は、従来の紙や磁気カードと一線を画す大きなポイントです。

以前、商店街を活性化する取り組みとして、電子マネーを導入して成功した事例をご紹介しましたが、いずれも地方自治体や金融機関の協力があったため、なかなか取り入れるのは難しいと感じられた方も多かったのではないでしょうか。しかし「サーバ管理型電子マネー」なら、ギフトカードから試験的に導入することも可能です。凸版印刷のホームページにはさまざまな導入事例が掲載されているので、是非一度ご覧になってみて下さい。今後の事業展開に有益なヒントがきっと見つかると思います。

凸版ギフトカード:http://about.giftcard.ne.jp/lp/index.html