リテールテックTOKYO 2017で発表された新決済サービス「Gyro-n Pay」とは?

みなさんこんにちは。ピピッとチョイス編集部です。先日お伝えした「リテールテックTOKYO 2017」。ここでは新しい製品やサービスが多数紹介されていました。その中で、特に賑わっていたブースの1つGyro-n Payは、リテールテックで初めて公開された中国人観光客向けの決済サービスです。今回はこのGyro-n Payを詳しくご紹介します。

なぜ“今”中国人観光客なのか

中国の人々

観光庁発表のデータによると、2016年の訪日外国人旅行者数はおよそ2403万人。そのうち中国人が占める割合は約637万人と、実に4人に1人を占めています。また近年は団体旅行から個人旅行にニーズがシフトしているのも特徴です。

中国人の個人旅行者は18歳~44歳が中心で、学士以上の学歴を持つ人が多いようです。観光庁のデータでは、日本への旅行の感想として「不満」もしくは「普通」と回答した割合はわずか2.7%。再訪意向調査では「必ず来たい」という回答が59.7%あり、実際に2度3度と来日する中国人も増えています。

支付宝(Alipay)に注目が集まる理由

中国のAlipayホームページより

スマートフォンの普及率は日本よりも高い中国。筆者は先月上海を旅行したのですが、地下鉄の車内では大半の人の視線が手元のスマホに注がれており、一種異様な光景でした。そんな中国において、月間アクティブユーザー数が6億人以上、中国本土でのモバイル決済で7割のシェアを誇るのが支付宝(Alipay/アリペイ)です。中国本土では60万店、海外でも既に5万店で導入されている決済方法で、コンビニやスーパー、病院や自動販売機、さらには鉄道、公共料金の支払いにも利用されています。

中国人がこぞって支付宝(Alipay)を選ぶ理由

支付宝(Alipay)にはアプリを通じて収集した決済状況や個人情報をもとに、独自の信用格付け「ゴマスコア」を展開しています。ゴマスコアの点数が高いほど信用力があるとされ、信販の与信可否や審査の厳しい国のビザの通りやすさにも影響を与えています。つまり中国人は便利さだけでなく、ゴマスコアを高めるためにも積極的に支付宝(Alipay)を利用しているのです。

支付宝(Alipay)が店舗にもたらすメリット

支付宝(Alipay)には海外旅行者向けのメニューがあり、支付宝(Alipay)を利用できる店名や業種、場所が表示されます。支付宝(Alipay)を利用できるようにするだけで、自動的にプロモーションもできてしまいます。国内にいながら独自に海外へのアプローチを試みるよりは、既にあるツールを賢く利用した方が手間も省けます。

他国の状況

東アジアを中心に支付宝(Alipay)を利用できる場所は拡大しています。香港では4,000店舗、韓国では30,000店以上での導入実績があるそうです。筆者が昨年、韓国を旅行した際も多くのお店に支付宝(Alipay)のステッカーが貼られていました。

日本ではまだ数が少ないものの、1件あたりの決済額はトップクラスになっています。先日も全国のローソンで導入されましたが、導入わずか13日間で全都道府県での利用実績が確認されており、平均客単価はローソン全体の約1.6倍と高額だったことが公表されています。

Gyro-n Payを利用するメリット

Gyro-n Payの特徴とは?

Gyro-n Payは支付宝(Alipay)を手軽に導入できる決済サービスです。使い方は簡単で、お店の端末のレジアプリに金額を入力し、ユーザーのスマホに表示されたバーコードをスキャンするだけです。直感的に操作できるので、機械に苦手意識がある人は、あまりのシンプルさに拍子抜けするのではないでしょうか。

導入ハードルの低さ

初期費用がかからず、iPadやiPod Touchなどの端末に、アプリをダウンロードするだけでスタートできる手軽さは何よりも魅力的です。月額固定費もなく、決済手数料のみで利用できるので、無駄がありません。入金サイクルは月2回なので資金管理もしやすいと思います。

魅力的な付帯サービス

観光庁の発表によると、中国国内での越境EC(海外向けのネットショップ)の利用により、今回の日本滞在中に買物支出を抑えたと回答した人は全体の22.4%でした。国内で商品を見て、ネットで購入するという中国人観光客は増えているのです。そのため、海外向けネットショップは中国人観光客を囲い込み効果が高いと考えられます。

Gyro-n Payを運営するユニヴァ・ペイキャストは、決済代行業者としてクレジットカードをはじめとした決済サービスを長年にわたり展開しており、帰国後の中国人観光客をターゲットにした越境ECの展開も支援します。WEBマーケティングをサポートするウェブサイト改善エンジン「Gyro-n」を利用すれば、総合的なインバウンドマーケティングへの取り組みもしやすくなり、さらなる事業の拡大も夢ではありません。

参考:【観光庁】訪日外国人消費動向調査「平成28年10月~12月期及び平成28年年間値(※速報値:プレスリリース)」

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【第1部】16:00~16:40
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【第2部】16:50~17:30
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【質疑応答】17:30~18:00

【定員】30名様 (先着)

【受講料】無料 ※事前申込みが必要です。

【会場】UPC CAFE (ユニヴァ・ペイキャスト内)

東京都港区六本木 3-16-35 イースト六本木ビル2F
*日比谷線・大江戸線 六本木駅 徒歩8分/南北線 六本木一丁目駅 徒歩7分

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まとめ

日本国内の少子高齢化は歯止めがかからず、各地域の居住人口を増やすことはかなり困難な状況です。国内よりも海外の方が市場は間違いなく大きいわけですから、観光客を呼び込み、交流人口を増やす方が業績アップを見込めるのではないでしょうか。

手間やコストをかけずに効率良く対策をするには、便利なツールを賢く選択するのが一番です。その点、Gyro-n Payは総合的に検討する価値のあるサービスだと思います。