スマートフォンが電子マネーの決済端末になるらしい?

日本に電子マネーの文化を普及させたといっても過言ではない「Suica(スイカ)」。その提供元であるJR東日本が2016年10月6日、Suica電子マネー用スマートフォン決済端末の検討・使用策定に向けた試行を開始しました。

Suica電子マネー用スマートフォン決済端末の検討・使用策定に向けた試行って?

スマートフォン決済の仕組み

試行の概要

今回テストが行われる“スマートフォンによる決済”は、スマートフォン端末に搭載されている NFC リーダ/ライタモードを使用して、Suica から代金の引き去りを行う仕組みになっています。この仕組みは株式会社トランザクション・メディア・ネットワークス (TMN)の協力のもと、携帯電話回線を通じてセンタ側で決済処理を行う“シンクライアント方式”を採用し、高いセキュリティを確保しました。このシステムを利用すれば、専用の端末も専用回線も必要なくなるというわけです。

試行の概要

JR東日本では、上記システムの試行を行うため、イベント等でスマートフォンを利用し、システムの稼働状況などを確認するようです。もし時間があれば、イベントに足を運んで、この様子を見てみてはいかがでしょうか?

東京味わいフェスタ 2016 <Taste of Tokyo>

①移動販売車における飲食物販売でのお支払い 運営:ジェイアール東日本フードビジネス株式会社

  • 場所:東京国際フォーラム地上広場(東京都千代田区)
  • 端末台数:2 台
  • 時期:2016 年 10 月 7 日~10 月 9 日(予定)
  • 時間:東京味わいフェスタ 2016 有楽町エリアの開催時間による

鉄道博物館 THE RAILWAY MUSEUM

②鉄道博物館における体験コーナーでのお支払い 運営:公益財団法人東日本鉄道文化財団

  • 場所:鉄道博物館(埼玉県さいたま市大宮区)
  • 端末台数:3 台
  • 時期:2016 年 10 月 24 日~12 月 28 日(予定)
  • 時間:鉄道博物館開館時間による

利用するスマートフォン

Xperia™ Z5 Compact SO-02H

Xperia™ Z5 Compact

もしスマホで電子マネー決済ができるようになったら、店舗はどう動くべきか?

スマホで電子マネー決済ができるようになったら、どんなメリットがあるのでしょうか?また、決済端末の導入を検討している店舗は、これからどのように動くべきなのでしょうか?

高価で煩雑な決済端末の導入を控える

Apple Payの影響でいますぐにでも店舗に決済端末を導入しようとお考えなら、一旦一息いれてみましょう。加盟店手続きやら、初期投資・端末機器料金をもう一度確認し、高額になるようなら導入を見送るほうが良いでしょう。

レンタル端末などで対応して様子をうかがう

この“スマホで決済できる端末”は、まだ一般にサービスを開始していないのも事実です。いつ開始するかもわからない決済端末を待つ間に、チャンスロスをしたくはないですよね。

そこで端末を購入するのではなく、レンタルサービスや導入費用・月額利用料が0円のサービスを仮導入するという手段があります。この場合、決済手数料が高い場合がありますが、将来の動きやすさを考えるとあながち悪い手段とは言えないのではないでしょうか?

スマホ決済サービスの有用性を最大限活用できるよう検討しておく

そして、今のうちにスマホ決済サービスのメリットを活かせるサービスを考えておくことが良いかもしれません。

スマホで電子マネー決済ができるということは、場所の制約から解放されるということです。さらに、スマホは今までの決済端末と比べるとかなり省スペースです。イベントなどに参加したり、出前先で電子マネー決済対応可能!といったサービスを今後展開できるということになります。

まとめ

JR東日本がSuicaを電子マネーを日本に広げたことは事実です。つまり、このスマホ決済サービスは、近い将来間違いなく広がるサービスであるとピピッとチョイスは予測します。それどころか、これからはスマホ1つで何もかもが完結してしまう時代に突入しそうな予感すらします。今のうちから、スマホを活用できる新しいサービスを検討しておくことが、店舗経営の未来を明るくするのではないでしょうか。