コイニーとブラケットが経営統合!次はスマホ決済とEC決済の統合か?

2018年2月1日付けで、決済サービス「Coiney」を提供するコイニーとEC(電子商取引)サイト開設支援の「STORES.jp」を提供するブラケットが経営統合を果たしました。これを機にブラケットは「ストアーズ・ドット・ジェーピー」に社名変更し、2社は持株会社「ヘイ(hey)」を立ち上げてその傘下に入ります。これにより決済業界にどのような変化が生まれるのでしょうか?

コイニーって何? その画期的なサービス

コイニー株式会社はクレジット決済サービス「Coiney」を提供している会社です。2012年に設立された若い会社ですが、急速に業績を上げています。Coineyの使い方はいたってシンプル。アプリをインストールしたスマートフォンやタブレット端末を用意し、カードリーダーをBluetooth(無線)でつなぐだけでクレジットカード決済が可能となるものです。

通常の据え置きクレジットカード読み取り端末であれば約10万円するところを、専用カードリーダーは19,800円と格安で、しかも新規にCoineyに加入する場合にはキャッシュバックキャンペーンが実施されており、いくつかの条件を満たせば実質無料で購入できます。

また、CoineyはWeChat Pay(ウィーチャットペイ)という中国人向けQRコード決済にも対応しています。必要なのはアプリをインストールしてあるスマートフォンやタブレット端末だけ。お客様が提示したQRコードを読み取れば決済完了となります。

さらにCoineyは10を超えるPOSレジや会計ソフトとの連携が可能です。レジに入力した代金をカードリーダに再入力する手間がなく入力ミスも減らせます。決済手数料は3.24%~と非常に安く設定されているのも魅力の1つではないでしょうか。

ブラケットが提供するSTORES.jpって?

株式会社ブラケットはオンラインストア開設サービス「STORES.jp」を提供する会社です。開設されているオンラインストアはなんと約70万件!ECサイト開設支援サービスでもかなり大きな規模を持つ会社です。ブラケットもコイニーと同じく2012年に設立した会社ですが、こちらも右肩上がりの業績を作り上げてきました。STORES.jpは最短2分で誰でもオンラインストアが開設できるというのが大きな強みといえるでしょう。

そんなSTORES.jpがクレジットカード決済の方法として提供しているのが「STORES.jp Payment」です。これも使い方が非常にシンプルなのですが、他のクレジットカード決済とは少し変わった方式を採用しています。

まずアプリをインストールしたスマートフォン、もしくはタブレットに決済したい金額を入力します。その後、カメラにクレジットカードをかざします。クレジットカードを撮影するような感じで、カード番号を読み取るわけですね。これだけで決済は完了です。他のクレジットカード決済サービスのように、専用のクレジットカードリーダーを必要とないのがポイントです。

ただしiOSでしか使えない点や、扱えるクレジットカードがVISA、MasterCard、American Expressの3社のみであること、また決済手数料が5%である点は、これからの課題かもしれません。

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キャッシュレス化が進む? これからの決済サービスの行方

CoineyとSTORES.jp Paymentについてご紹介してきましたが、明らかなのは「クレジットカード決済が以前よりも便利になっている」ことです。ハードルも相当低くなってきました。クレジットカード決済サービスには、他にもSquare(スクエア)や楽天ペイなどがありますが、コイニーとブラケットが経営統合したことで、これらクレジットカード決済サービスに何らかの変化が起きてもおかしくありません。

中国ではここ数年の急速なスマートフォンなどのモバイルデバイスの普及に伴い、QRコード決済が主流となっており、現金を持ち歩く人は減少しているそうです。日本でもそう遠くない未来に、クレジットカードや電子マネーでの決済、またQRコード決済が当たり前となり、日本でも現金を持ち歩くという機会が減っていくかもしれません。実店舗であれオンラインストアであれ、同じような決済の方法が採用されれば、日本でもキャッシュレス化が実現することは容易に予想されます。

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まとめ

コイニーとブラケットが経営統合してヘイを立ち上げたことは、クレジットカード決済サービスの業界にとっては衝撃だったのではないでしょうか? この経営統合は「1+1=2」ではなく3にも5にもなり得るインパクトを決済サービス業界にもたらしました。

最近では大手フリマアプリのメルカリが「メルペイ」という会社を設立したばかり。このメルペイもメルカリ内で使えるポイントをオンラインショッピングや実店舗でも利用できる電子マネーとして活用させる予定です。決済端末の手軽さや審査の容易さから攻めるSquareや自社のポイントサービスをテコにしてサービスの拡大を図る楽天ペイなどもこれを指をくわえて見ているだけということはないでしょうし、どんどん新たな決済サービスが参入してきてもおかしくありません。

クレジットカードや電子マネー、QRコード決済など、今では数えきれないほどのサービスが乱立しています。まさに群雄割拠の戦乱の時代です。いずれにせよ、ユーザーにとってはどんどん便利になっていくので、これからの展開が非常に楽しみなところです。

※QRコードはデンソーウェーブの登録商標です。

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