クレカ・電子マネー店舗導入サービス4選を項目別に徹底比較!

クレジットカードや電子マネーなどキャッシュレス決済を利用して支払いや買い物を行うお客様を目にする機会が増えてきています。
しかし、店舗に決済サービスを導入したいけれども、どの決済サービスを利用すればいいのかわからないという方も多いと思います。
今回はクレジットカード・電子マネーに対応しているおすすめの決済サービスを比較していきますので導入を検討されていた店舗のオーナー様などはぜひ参考にしてみてください。
この記事の目次
クレカ・電子マネー店舗導入サービスといえばこの4つ
今回はピピッとチョイスがおすすめする「Airペイ(エアペイ)」「STORES 決済」「Square(スクエア)」「楽天ペイ」の4サービスについて紹介していきます。
Airペイ(エアペイ)
株式会社リクルートライフスタイルが2015年10月に提供開始した「Airペイ(エアペイ)」は、クレジットカードや電子マネーだけでなく、「Airペイ QR」「Airペイ ポイント」の申込みを行うことでQRコード決済やTポイント・Pontaポイントなどの共通ポイントを含む全35種類のキャッシュレス決済サービスに対応できます。
2020年の秋から、VISA・Mastercard・JCB・American Expressのクレジットカードブランドのタッチ決済にも対応しています。
店舗で用意したiPadやiPhoneと専用のカードリーダー1台でキャッシュレス決済に対応でき、月額費用や入金の際の手数料も0円になりますのでコスト負担をできるだけ少なく、多くのキャッシュレス決済サービスに対応してい店舗におすすめのサービスです。
>>Airペイの詳しい料金やメリット、キャンペーンなどの最新情報はこちら!
STORES 決済
コイニー株式会社が提供している「STORES 決済」では、導入することでクレジットカード・電子マネー・QRコード決済の全16種類の決済サービスに対応することができます。
「STORES 請求書決済」を申込みすることでオンライン上で非対面決済を行うことができ、ウイルスの感染防止対策にも利用できます。
申込みも最短5分で完了し、早ければ3営業日で利用開始することができますので、店舗への導入を急いでいる方にもおすすめのサービスです。
>>STORES 決済について徹底解説!メリットやコストはこちらでチェック
Square(スクエア)
「Square(スクエア)」は、Twitterの創業者であるジャック・ドーシー氏が設立したSquare社が提供している決済サービスです。モバイル端末や専用のカードリーダーを利用することでクレジットカードや電子マネーに対応できます。
「Square請求書」のサービスを利用すると、オンライン上でのクレジットカード決済に対応できるようになり、月謝の支払いや見積もりの作成も行うことができます。
また、iPadをPOSレジとして利用できるようになる「Square Stand(スクエアスタンド)」や、クレジットカードのタッチ決済に対応できる「Square Reader(スクエアリーダー)」などのサービスも提供されてます。
>>Squareの導入方法やメリット、口コミなど詳しくはこちら!
楽天ペイ
「楽天ペイ」は、楽天グループの楽天ペイメント株式会社が提供している決済サービスです。導入することで、QRコード決済サービスの楽天ペイに対応できるだけでなく、クレジットカードや電子マネーにも対応できるようになります。
さらに楽天ペイに対応していることによって、楽天ポイントがたまる利用できる店舗としてアピールもできますので、楽天ユーザーの集客効果も期待できます。
また、楽天とKDDIが提携を行っていることにより、au PAYユーザーの決済にも対応が可能ですのでより多くのお客様にキャッシュレス決済を行っていただけます。
対応できる決済サービス比較
まずは各サービスを導入することで対応できる決済サービスをクレジットカード・電子マネー・QRコード決済に分けて紹介していきます。
対応できるクレジットカード
どのサービスもクレジットカードの主要国際ブランドには対応しており、中国人向けのクレジットカードである「銀聯カード」はAirペイが唯一対応しています。
Airペイ | STORES 決済 | Square | 楽天ペイ(実店舗決済) | |
VISA | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
Mastercard | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
American Express | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
JCB | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
Discover | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
Diners Club | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
銀聯カード | ◯ | × | × | × |
対応できる電子マネー
電子マネーの場合、多くの種類に対応しているのは楽天ペイということがわかります。
紹介している全てのサービスにおいてSuicaなどの交通系電子マネーには対応しておりますので、地方で利用されている交通系電子マネーも利用してもらえます。
Airペイ | STORES 決済 | Square | 楽天ペイ(実店舗決済) | |
Apple Pay | ◯ | × ※Suicaに紐づいている場合利用可能 |
× | ◯ |
iD | ◯ | × | ◯ | ◯ |
QUICPay | ◯ | × | ◯ | ◯ |
nanaco | × | × | × | ◯ |
楽天Edy | × | × | × | ◯ |
交通系電子マネー(Suicaなど) | ◯ | ◯ | ◯ ※PiTaPaは利用不可 |
◯ |
対応できるQRコード決済
次に対応しているQRコード決済を比較していきます。
AirペイがQRコード決済サービスに対応するには、別途「Airペイ QR」への申込みが必要になりますので注意しておきましょう。
インバウンド対策を行いたい店舗であれば、中国で利用されている「Alipay(アリペイ)」「WeChat Pay」台湾で利用されている「JKOPAY」に対応しているかどうかも視野に入れておきましょう。
Airペイ | STORES 決済 | Square | 楽天ペイ(実店舗決済) | |
PayPay | ◯ | × | × | × |
楽天ペイ | × | × | × | ◯ |
LINE Pay | ◯ | × | × | × |
au PAY | ◯ | × | × | ◯ |
d払い | ◯ | × | × | × |
メルペイ | × | × | × | × |
J-Coin Pay | ◯ | × | × | × |
Alipay(中国) | ◯ | × | × | ◯ |
WeChat Pay(中国) | ◯ | ◯ | × | ◯ |
JKOPAY(台湾) | × | × | × | ◯ |
連携できる外部サービス比較
今回紹介しているAirペイ・STORES 決済・Square・楽天ペイでは、キャッシュレス決済サービスに対応できるようになるだけでなく、POSレジやクラウド会計などとも連携ができ、業務を効率的に行えます。
どのようなサービスと連携しているのか、店舗で導入しているサービスには対応しているのかをチェックしておきましょう。
連携可能なPOSレジ比較
まずは、どのPOSレジサービスと連携できるのかをまとめてみました。
AirペイはAirレジのみの連携となりますが、その他のサービスは比較的様々なPOSレジサービスと連携できることがわかります。
POSレジと連携を行うことで、キャッシュレス決済で支払われた売上データがPOSレジに反映されますので、レジ締めの作業時間の短縮にも繋がりますし、売上の分析などを行う際に簡単にデータを確認することができます。
Airペイ | STORES 決済 | Square | 楽天ペイ(実店舗決済) | |
Airレジ | ◯ | × | ◯ | × |
Squareレジ | × | × | ◯ | × |
OrangeOperation | × | ◯ | ◯ | × |
スマレジ | × | ◯ | ◯ | ◯ |
Bionly | × | ◯ | ◯ | ◯ |
poscube | × | ◯ | ◯ | ◯ |
ユビレジ | × | ◯ | ◯ | ◯ |
regipad | × | × | × | × |
ラクレジ | × | × | × | × |
pos+(ポスタス) | × | ◯ | × | ◯ |
maido-pos | × | ◯ | × | × |
連携可能なクラウド会計比較
会計業務を効率的に行うことができるクラウド会計ですが、決済サービスと連携することで会計の情報をスムーズに取り入れることができるようになり、さらなる業務効率化が期待できます。
直接決済サービスに連携できるというよりは、Airペイであれば「Airレジ」、Squareであれば「Square POSレジ」などそのサービスで提供されているPOSレジと連携できるクラウド会計が多いようです。
Airペイ | STORES 決済 | Square | 楽天ペイ(実店舗決済) | |
弥生 | ◯ ※Airレジ導入の場合 |
× | × | × |
会計freee | ◯ ※Airレジ導入の場合 |
◯ | ◯ ※Square POSレジ導入の場合 |
× |
MFクラウド会計 | ◯ ※Airレジ導入の場合 |
◯ | ◯ ※Square POSレジ導入の場合 |
× |
導入費用・コストの比較
最後に、実際に導入するにあたってコストがどのくらいかかるのか、売上はどのタイミングで入金されるのかなどをまとめてみました。登録する金融機関によって、入金サイクルや入金手数料が異なるサービスもあります。
Airペイ・STORES 決済・楽天ペイでは、導入の負担を軽減するキャンペーンを行っていますので導入を検討している方は以下のキャンペーン内容も確認しておきましょう。
キャンペーンの期間が決まっていないものに関しては、予告なしに変更や終了の可能性もありますので注意が必要になります。
Airペイ | STORES 決済 | Square | 楽天ペイ(実店舗決済) | |
初期費用 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 |
カードリーダー代 | 20,167円(税込) | 19,800円(税込) | 7,980円 | 19,800円(税込) |
月額費用 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 |
決済手数料 | 3.24%・3.74% | 3.24%・3.74% | 3.25%~ | 3.24%・3.74% |
入金サイクル | ・Airペイ:月6回or月3回(金融機関によって異なる) ・Airペイ QR:月1回(月末締めの翌月末入金) |
・手動入金:最短翌々日入金 ・自動入金:月1回(月末締め翌月20日入金) |
・三井住友銀行orみずほ銀行の場合:最短翌営業日入金 ・その他の金融機関の場合:毎週金曜日入金 |
・楽天銀行口座:翌日入金 ・その他の金融機関:翌営業日入金(入金依頼を行った場合) |
入金手数料 | 無料 | ・売上合計が10万未満の場合:200円 ・売上合計金額が10万円以上の場合:無料 |
無料 | ・楽天銀行口座:無料 ・その他の金融機関:330円 |
【Airペイ:キャッシュレス導入0円キャンペーン】
以下の条件を満たした方にiPadと専用のカードリーダーが0円で導入できます。
・実店舗を有していること
・キャンペーン期間中にAirペイの新規加盟店申込みを行った方
・申込み月の6ヶ月後の月末までに審査を通過した方
【STORES 決済:端末代実質無料キャンペーン】
以下の条件を満たしている方に専用のカードリーダーが無料で利用できます。さらに単月で50万円以上の決済があればもう1台無料でカードリーダーを受け取ることができます。
・新規でSTORES 決済を申込みで、加盟店審査を通過している方
・審査通過月を含む6ヶ月以内にひと月でも合計20万円上の決済がある方
【楽天ペイ:キャッシュレス導入0円キャンペーン】
以下の条件を満たしている方に、クレジットカードや電子マネーに対応できる専用のカードリーダーがプレゼントされます。キャンペーン期間は、2020年8月12日(水)0:00〜2020年11月30日(月)23:59となります。
・キャンペーン期間中に楽天ペイに申込みをした方
・申込み月を含む3ヶ月以内に審査を通過した方
まとめ
今回はおすすめの決済サービス「Airペイ」「STORES 決済」「Square」「楽天ペイ」について対応しているサービスや連携しているサービス、導入コストなどを比較していきました。
似たようなサービス内容だと思われがちですが、多くの決済サービスに対応できるものや、決済のデータをPOSレジと連携できるサービス、低コストで導入や利用ができるサービスなど特徴が異なりますので、店舗に必要な条件をに当てはまる決済サービス選ぶようにしましょう。
キャッシュレス決済の選定をサポートします
「ピピッとコンシェルジュ」は、あなたのお店のニーズに合った選びを無料でお手伝いする、決済の選定窓口です。ヒアリングの情報をもとに、お店のあったサービスをご紹介します。
・キャッシュレス決済の導入費用を安く済ませたい
・インバウンド対策を行いたい
・1つの端末で沢山のQRコード決済を扱いたい
など、導入前のご要望やお悩みをお聞かせください。
ご相談は完全無料です。キャッシュレス決済の導入をお考えなら、まずはピピッとチョイスのコンシェルジュサービスをぜひご活用ください。
無料相談承ります!
まずは一度ご相談ください。
数多くのサービスの中からお客様にコスト面、機能面でご満足できるご提案をいたします!
