気になるQRコード決済6選 入金サイクル徹底比較!

キャッシュレス決済を店舗へ導入するにあたり、気になるのは「いつ売上金が入金される」といった点ではないでしょうか?売上金はできるだけ早く受け取りたいものですよね。今回は、人気のQRコード決済サービスの入金サイクルについて徹底比較していきますので、店舗にQRコード決済サービスの導入を検討している方や、キャッシュレス決済に対応したいが入金サイクルや手数料などの負担がかかり導入できていなかった店舗の方も是非参考にしてみてください。
この記事の目次
QRコード決済の売上金、店舗にはいつ入金される?
QRコード決済などのキャッシュレス決済は、お客様が決済を行ったその瞬間に店舗に売上金が入るものではありません。
決済完了後、決済事業者が手数料を引いた金額を店舗に支払うことになりますので、決済からある一定の期間が経って入金があり、店舗は売上金額を受け取ることができます。
QRコード決済での支払いは現金を扱うことがありませんので、ウイルス感染防止の効果やレジ締めの時間を短縮する効果も期待できますが、店舗からすると手元に現金がないというデメリットにもなります。
そのようなデメリットを避けるべく、店舗がキャッシュレス決済サービスを選択する際に確認しておきたいのポイントとして「入金サイクル」が挙げられます。
入金サイクルとは?
「入金サイクル」とは、お客様がキャッシュレス決済で支払いを行い、その売上が店舗の口座に入金されるまでの期間や入金の頻度のことをいいます。
店舗を運営していく上で現金が必要になるタイミングは多いと思いますので、キャッシュレス決済の場合でも、できるだけ早く現金を受け取れることが理想的ですよね。そのため、店舗にとってキャッシュレス決済サービスを選ぶ際に、どのタイミングで売上が口座に入金されるのかという「入金サイクル」は非常に重要なポイントということがわかります。
しかし「入金サイクル」は、すべてのサービスで統一されているというわけではなくサービスごとに異なり、翌日入金から月1回や2回のものまでさまざまです。
そこで今回は、人気のQRコード決済サービスの「入金サイクル」を比較を行っています。どのQRコード決済を導入すべきか悩んでいた店舗の方は、ぜひ参考にしてみてください!
人気のQRコード、入金サイクル別比較【店舗向け】
人気のQRコード決済サービスの「PayPay」「楽天ペイ」「d払い」「au PAY」「LINE Pay」「メルペイ」のそれぞれの入金サイクルについて表にしてみました。
サービスごとに最短入金日に対する条件が異なりますので、確認しておきましょう。
決済サービス | 最短入金日の入金サイクル | その他の入金サイクル | |
最短入金日 | 条件 | ||
PayPay | 翌日入金 | 入金先がジャパンネット銀行 | 【入金先がジャパンネット銀行以外】 ・最短翌々営業日(累計決済金額が1万円以上で入金申請を行うことが必須) ・月1回:当月末締め |
楽天ペイ | 翌日入金 (当日23:50時点の売上) |
入金先が楽天銀行 | 【入金先が楽天銀行以外】 ・翌営業日 (当日23:30までの入金依頼が必須) |
d払い | 導入パートナーにによって異なる | ー | 【AirペイQRの場合】 ・月1回 (月末締め翌月末入金) 【クラウドペイの場合】 ・月2回 (15日締め→当月末入金、月末締め→翌月15日入金) |
au PAY | 翌々営業日入金 | 早期振込サービスの利用(事務手数料210円発生) | 【早期振込を利用しない場合】 ・月1回 (月末締め→翌月末入金) ・月2回 (15日締め→当月末入金、月末締め→翌月15日入金) いずれかの入金サイクルを選択可能 |
LINE Pay | 即時入金 | 入金申請の場合(入金手数料250円発生) | 【自動精算の場合】 ・月1回 (月末締め→翌月第3営業日入金) |
メルペイ | 月2回 (15日締め→25日入金、月末締め→翌月10日入金) |
ー | ・月1回 (月末締め→翌月10日入金) |
PayPay
PayPayの入金手数料は、入金先をジャパンネット銀行にしている場合、永年無料で利用することができますが、その他の金融機関を指定すると、月1回の入金サイクルの場合無料、入金申請を行う場合は105円(税込)が発生します。
楽天ペイ
楽天ペイの入金先を楽天銀行に指定しておくことで、翌日に入金され入金手数料も無料になります。しかし、入金先に楽天銀行以外を指定した場合は、1回の入金につき330円に入金手数料が発生します。
d払い
d払いは各導入パートナーによって入金サイクルが異なりますので、導入の際に確認が必要になります。気になる点は、お気軽にお問い合わせください。
au PAY
au PAYでは、早期振込サービス・月1回・月2回の入金サイクルから選択することができます。早期振込サービスを選択した場合、事務手数料である210円(税込)が入金ごとに発生しますが、2021年7月31日(土)までは0円で利用することができます。
また、1回の振込金額が1万円未満の場合は次回の精算に繰り越されますが、2回連続での繰り越しはありません。
LINE Pay
即時振込の場合、通常は入金申請後に即時に振込処理が行われます。
ただし、24時間365日の振込に対応していない金融機関の場合、翌金融機関営業日の入金が行われます。金融機関のメンテナンスの時間も振込が行われませんので注意しておきましょう。
メルペイ
メルペイでは月1回・月2回の入金サイクルから選択することができますが、初期設定では月1回にされています。月2回に変更したい場合は、加盟店管理画面から変更を行うことができます。
また、入金先をゆうちょ銀行に指定している場合は、表に記載の入金日より2営業後の入金となります。
売上金が翌日入金されるQRコード決済は?
上記の表で比較してみると、翌日入金が可能なQRコード決済サービスとしては「PayPay」と「楽天ペイ」になります。さらに「LINE Pay」では、即時入金が可能ということがわかります。
注意しておくこととしては、翌日入金や即時入金には、金融機関の指定がある場合や手数料の発生といった点が挙げられます。PayPayであればジャパンネット銀行の利用、楽天ペイの場合は楽天銀行の利用、LINE Payであれば手数料を支払う必要があります。
もともとジャパンネット銀行や楽天銀行を利用している店舗であれば、すぐに入金先に指定して利用することが可能ですが、新しく口座を開設するとなるとやはり手間がかかりますし、複数の口座を作ることは運営上避けたいという店舗もあると思います。
そこで、そのような手間やコストをできるだけかけたくないという店舗であれば、金融機関や手数料の条件がなく入金サイクルが短いサービスを選択する方法もありますし、とにかく入金サイクルが早いほうがいいという店舗は口座を作ることもひとつの手であることが考えられます。
▼PayPayと楽天ペイについて詳しく知りたい方はこちらの記事もチェック!
キャッシュフローの面でも安心できるQRコード決済
QRコード決済サービスは、その他のキャッシュレス決済であるクレジットカード決済や電子マネー決済に比べて、最短翌日入金や即日入金など入金サイクルが早いサービスが比較的多いです。
さらにQRコード決済サービスであれば入金手数料もかからずコスト負担を抑えることができるサービスも多く登場しています。
クレジットカード決済サービスでは、入金までに時間がかかったり手数料がかかってしまうサービスも多いため、いままでキャッシュレス決済に対応したいと思いつつも入金サイクルや入金手数料の問題でなかなか導入まで至っていなかった店舗にはQRコード決済サービスの導入をおすすめします。
▼人気のQRコード決済をさらに比較したい方はこちらの記事もチェック!
まとめ
今回は、人気のQRコード決済サービスの入金サイクルについて徹底比較していきました。
サービスごとに条件を満たすと、翌日入金が可能だったり、入金手数料が無料で利用できたりとさまざまです。店舗にとって入金のタイミングができるだけ早いほうがいいのか、コストを抑えたいのかなど、なにを最優先にするのかを決めておくことでスムーズに選択できるようになるのではなでしょうか。
店舗でQR個コード決済サービスの利用を検討されている方は、今回の比較記事を参考に安心して利用できる決済サービスを探してみてください。
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