そもそもFeliCa(フェリカ)とTypeA/Bって何が違う?

電子マネー決済端末を比較検討していると、様々な専門用語の壁にぶつかることが多いと思います。その中でもよく耳にするのがNFCFeliCa(フェリカ)TypeA/Bといった横文字です。近頃はApple Pay、 iPhone7のリリースによってFeliCaの知名度も一気に上がったと思います。

しかし、このFeliCa対応でSuicaが利用できるとかNFCシステムが…と言われても、よく分からないですよね。そこで、今回ピピッとチョイスではFeliCaTypeA/BNFCといった用語について説明していきたいと思います。

電子マネー決済とは

NFCシステムを見ていく前に、そもそも電子マネー決済とはいったいどういうものなのか?という点を見ていきましょう。電子マネーとはデジタルデータ化したお金、いわば電子化したお金のことをさします。専用のカードやスマホアプリに金額分をチャージする、あるいはクレジットカードやデビットカードの情報と紐づけておくことで、現金を持たずに買い物が完了するようになります。以前はカードが主流でしたが、スマホが普及した現在ではスマホアプリで支払うタイプのものも増えていますね。

電子マネーは大きく分けると「交通系電子マネー」「商業系電子マネー」「その他の電子マネー」の三種類に分類されます。それぞれの特徴について見ていきましょう。

交通系電子マネー

交通系電子マネーとは、日本の各鉄道会社が発行している電子マネーの総称です。代表的なものだと「Suica」や「PASMO」が挙げられますね。主に通勤や通学の定期券や乗車券として使われている交通系電子マネーです。ICカードとして発行されているものが多いですが、Suicaなどはスマホを使って「モバイルSuica」として利用することも可能ですよ。

交通系電子マネーの強みは、なんといっても日本全国で使えることにあります。また交通系電子マネーは、電車の利用だけではなく買い物にも利用できます。駅の売店やコンビニ、自販機などさまざまな場面で利用できるので、利便性は抜群ですね。

商業系電子マネー

コンビニやショッピングモールといった商業施設で利用できる電子マネーを、商業系電子マネーと呼びます。有名なものだとセブン&アイ・ホールディングスが全国展開する「nanaco」や、イオングループが提供する「WAON」などが挙げられます。

基本的にすべての加盟店で利用可能で、レジが混雑する時間帯でも現金を用意する必要がないので、スムーズに買い物が完了します。最寄りもスーパーやコンビニなどで利用できる店舗が多いので、幅広い年齢層で利用されているようですね。電子マネーで買い物をすると、ボーナスポイントがもらえるキャンペーンを行っていることもあります。

おトクな要素が満載なので、よく買い物をする店舗で利用できる電子マネーがあれば、持っておいてはいかがでしょうか。

その他の電子マネー

近年注目を集めているのが、スマホを利用して決済を行う電子マネーです。これまでご紹介してきた交通系、商業系電子マネーがプラスチックのカードを使ったチャージ方式が主流となっている点と異なり、これらではICチップを搭載したスマホで決済を行います。いわゆるスマホ決済を行うことが前提として設計されており、代表的なものだと「iD」「Apple Pay」「Google Pay」などが挙げられます。スマホに搭載されたNFC・FeliCa・Bluetoothなどを利用し、専用端末にかざすことで決済が可能となります。

NFCとは?

「NFC マーク」の画像検索結果

それではFeliCa(フェリカ)TypeA/Bを説明する前に「NFC」についてお話します。NFCとはNear Field radio Communicationの略で、近距離無線通信を意味します。最近では「非接触通信」とも呼ばれています。Radio Communicationとあるように、ラジオなどで利用される規定の周波数で通信を行うシステムです。

タッチ&GoでおなじみのSuicaや、携帯電話をタッチするだけで会計処理ができてしまうおサイフケータイなども、このNFCシステムを利用しています。ちなみに上記のマークがついている製品は、NFCシステムが導入されているディバイスであるという印です。

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FeliCaとは?

さて、FeliCa(フェリカ)とは一体なんなのでしょうか?これはSONYの非接触型ICカードの通信技術であり、NFC通信システムの1つの種類になります。国際規格ではISO/IEC 18092として認められ、主に日本の非接触型ICカードであるSuicaや、iPhone7以降のiPhoneに利用されています。

TypeA/Bとは?

typeab

では、FeliCa(フェリカ)を調べていると必ず出てくるTypeA/Bとは一体なんでしょうか?これもやはりNFC通信システムというカテゴリーの中の1つになります。正式には、TypeATypeBに分けられます。

TypeAは、オランダのNXPセミコンダクターズが開発した通信規格です。日本では、タバコの購入時に必要なTaspoカードに利用されています。

TypeBはアメリカのモートローラーが開発を主導しています。日本では個人番号カード(マイナンバーカード)や住民基本台帳カード、運転免許証、在留カード、パスポートに利用されている技術です。

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FeliCaとTypeA/Bの違い

FeliCa(フェリカ)TypeA/Bも、実際に利用している周波数は同じです。開発を主導している会社が違うという点や、それぞれの読み取り機械・端末の仕様が異なるだけで、仕組み自体にそれほど大きな差はありません。

一方で最も大きな違いと言えるのは、利用されている国ではないでしょうか。国際規格としてTypeA/Bは世界で広く利用されています。一方でFeliCa規格はほとんど日本でしか利用されていません。海外では香港などの一部の地域のみに限られています。

つまり世界標準とするならば、TypeA/Bを利用したNFC通信システムを利用することが常識ということです。しかし今回、アップルはこの常識を覆す形になったわけです。あくまでもアップルのターゲットは日本である、という思いさえ伝わってくる気がします。

まとめ

近距離無線通信の規格であるFeliCa(フェリカ)TypeA/Bについてご説明しました。これらの違いを理解することで、NFCシステムを読み取る決済端末を選ぶ基準ができるのではないでしょうか。

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