今さら聞けないFinTech(フィンテック)。これって結局どういうこと?

近頃、新聞やネットでQRコード決済が盛んに取り上げられ、FinTech(フィンテック)についても注目が集まっているように感じます。しかし「フィンテックって何のこと?」と聞かれて、よどみなく説明できる方はなかなか少ないのではないでしょうか。ということで今回は、FinTechについておさらいしてみたいと思います。

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FinTechは造語

FinTech(フィンテック)とはfinance(金融)とtechnology(技術)を組み合わせた造語です。お金とIT技術をかけあわせて新たなビジネスモデルを構築しようとする動きの総称として使われています。IT技術の進歩とともに各種業界で似たような単語が多数登場しており、医療分野にはMediTech(メディテック)やHealthTech(ヘルステック)、農業分野ではAgriTech(アグリテック)と言われています。

お金とITは比較的相性が良く、今や銀行では当たり前の預金管理システムもFinTech事例の1つです。ATMやネットバンキングなどは、もともと銀行が主体となって開発されてきた技術でした。最近はスマホが普及し、法改正によってフィンテックベンチャーも参入しやすくなったことから、さまざまなフィンテックサービスが実用化されています。身近なところでは割り勘アプリや家計簿アプリ、AIによる投資アドバイス、仮想通貨などがあります。

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現金を電子化すると社会が変わる

お金を電子化してインターネットと繋げると、今までよりもできることの種類が増えます。さらにコストも抑えられる上に、処理がスピーディになります。例えば海外送金の場合、仮想通貨を使えば銀行を介すよりも手数料を安くできますし、ブロックチェーン技術を使えばデータの改ざんが難しくなります。お金が電子化することで防犯効果も期待できるのです。

スウェーデンではキャッシュレス化が進んだことで銀行に保管されるお金が減り、銀行強盗が激減しています。エストニアでは個人IDに銀行口座が紐づくことでお金の動きが全て記録され、家計簿も自動で作成できるようになりました。その結果確定申告が不要になって、個人向けの税理士や会計士の仕事も減りました。

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日本経済新聞社はフィン・サム2018を開催予定

日本経済新聞社金融庁などとともに、フィン・サム(フィンテック・サミット)を今年も開催予定です。フィン・サムは「世界の金融と技術産業を結びつけ、世界中の破壊的なイノベーションを促進するfintechサミットと会議」で、世界的にも最大のグローバルイベントです。

今年は規制対応をシンプルにするRegTech(レグテック)もテーマに加え、「国内外のスタートアップ、大手企業・金融機関、行政のキーパーソンらが一堂に会し、金融にとどまらず、あらゆる産業で活用可能なソリューションを探る」としています。Pitch Run(ピッチラン)では毎年先進的かつ革新的なビジネスアイデアをもつスタートアップが世界中から集まり、有望なサービスがスポンサー企業や投資家からの協力を獲得しています。

<参考>
“JAPAN’S LARGEST FINTECH SUMMIT”

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まとめ

日本では10年以上前にソニーがフェリカ(Felica)を開発し、Suicaやおサイフケータイといった非接触ICによる決済手段を世に送り出していますが、なかなかキャッシュレス社会に移行することができていません。ここ数年のフィンテック・サミットのピッチの結果を見ても、海外のスタートアップが多くの賞を獲得しています。日本が誇る技術は、人々に使われてこそ価値があります。新技術の開発とともに日本の人々が利用したいと思う環境構築が迫られているのではないでしょうか。

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