外国人観光客を笑顔で迎えるインバウンド決済端末の選び方

こんにちは、ピピッとチョイス編集部です。最近は「インバウンド需要」という言葉も定着し、海外からの旅行者も珍しくなくなりました。それどころか、外国人に人気の日本の観光スポットが、逆に日本人の目に新鮮に映るような現象も起こっていますよね。

2006年に成立した観光立国推進基本法に基づき、国や関係省庁は外国からの観光客を呼び込むために「外国語の案内標識の整備」や「ビザ要件の緩和」など、さまざまな施策を行っています。また過去のオリンピック開催地の事例を研究し、2020年の東京オリンピックに向けて訪日外国人旅行者の受け入れ環境の整備に取り組んでいます。

訪日外国人旅行者の不満

海外の紙幣や硬貨

2014年の観光白書によると、カードの読み取り方式の違いから海外発行のクレジットカードが利用できず、旅行中に現金の引き出しができないという訪日外国人の不満の声が上がっていたそうです。これを受け、海外発行カードにも対応できるATMの設置が進められています。

また経済産業省は2020年までに、外国人が訪れる主要な商業施設、宿泊施設及び観光スポットにおいて「100%のクレジットカード決済対応」および「100%の決済端末のIC対応」の実現を目指しています。具体的には「クレジットカード決済・IC対応端末の普及を促進する」としており、クレジットカードや電子マネーなど現金以外の支払方法を普及させようとしています。

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海外での主流はクレジットカード払い

ジーンズのポケットから覗くクレジットカード

日本政府観光局(JNTO)の統計によると、2015年の国・地域別訪日観光客数は約1970万人。そのうち中国が25.3%、韓国が20.3%、台湾が18.6%を占めており、全体の3分の2がアジアからの観光客となっています。ちなみに欧米からの観光客は12.9%です。

海外ではクレジットカードの普及率が高く、欧米では「コーヒー1杯でもカードで払う」なんて話がよく聞かれますよね。訪日外国人の4分の1位置を占める中国では「銀聯(ぎんれん)」カードが普及しており、発行枚数は驚異の55億枚と言われています。また「支付宝(アリペイ)」によるスマホアプリを利用した決済サービスも普及しています。

ちなみに韓国や台湾では、クレジットカードに加えて「T-Money」(韓国)や「悠遊(Easy)カード」(台湾)といった非接触型の交通ICカードも普及しており、コンビニなどでの支払いにもよく使われています。そのため日本のSuicaやPASMOといった電子マネーの利便性は外国人にも理解されやすく、来日した観光客が積極的に利用することが予想されます。

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外国人観光客のニーズに応える決済サービスとは?

カフェでくつろぐ外国人

以上のことをふまえると、店舗では現金以外の決済方法にも対応できる環境を整えることが求められていると言えます。ではどういった決済サービスを選べばよいのでしょうか?

やはりVISAやMasterなどの国際ブランドのクレジットカードに対応できることが最低必須条件でしょう。またSuicaやWAONなどの電子マネー決済にも対応できる方が有利です。さらに「支付宝(アリペイ)」のようなアプリ決済にも対応できれば、将来を見越した設備投資として十分な役割を果たすことができると考えられます。

またクレジットカード用はこれ、電子マネー用はそれ・・・と決済方法ごとに端末が必要になると、レジ回りがゴチャゴチャしてしまうとお悩みの方も多いはず。できれば端末1つでいろいろな支払方法に対応できた方が嬉しいですよね。…というわけで、ピピッとチョイス編集部ではこの条件を満たす決済端末を探してみました。

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Airペイ&モバイル決済 for Airレジ

1台の端末でいろいろな決済方法に対応できるAirペイ

Airペイ ホームページより

Airペイ」と「モバイル決済 for Airレジ」は、いずれもリクルートのグループ会社が提供するiPadを利用したサービスで、モバイルPOSシステムの「Airレジ」と連携が可能です。

クレジットも電子マネーも1つで対応できる「Airペイ」

「Airペイ」は決済方法によって複数の決済端末を導入しなければならない加盟店の不満解消や、業務支援を目的として2015年11月から提供されており、昨年12月から扱える国際カードブランドが6種類に増えています。また今後は交通系電子マネー(PiTaPaを除く)9ブランドに対応を予定しています。

なお「Airペイ」の決済端末は磁気ストライプのクレジットカードだけでなく、ICチップやNFCにも対応しているので、たった1つの端末で複数のクレジットカードブランドだけでなく交通系電子マネーも利用することができます。

QRコード決済に対応している「モバイル決済 for Airレジ」

一方「モバイル決済 for Airレジ」は中国におけるモバイル決済の約80%を占める「支付宝(アリペイ)」を、お店にカンタンに導入できるサービスです。現在では「LINE Pay」にも対応しています。これらはお客様の決済アプリのQRコードを、店頭端末の内蔵カメラで読み取って決済します。多言語対応なのでお客様に操作してもらうこともできますし、別売りのバーコードリーダーも利用できて便利です。

iPadがあれば利用できるサービスで、初期費用も抑えられるように考えられていて、導入しやすいサービスだと思います。ちなみに今ならカードリーダー代(19,800円)全額キャッシュバックキャンペーンが2017年3月末まで延長になっているので、おトクに導入するチャンスです。

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CAFIS  Arch

CAFIS Archはあらゆるインバウンド決済に対応

CAFIS Archホームページより

NTTデータが提供する決済システム「CAFIS Arch」は、従来のクレジットカード・デビットカード・電子マネーに加えて、銀聯(ぎんれん)カード・新韓(しんはん)カードなどインバウンド決済も可能です。また2017年中には台湾金融カードへの対応も予定されています。

訪日外国人のお客様がクレジットカードで支払う際に、自国通貨での決済額を案内できる「CAFIS DCC」といったサービスも利用できます。国際セキュリティガイドラインに完全準拠しており、カスタマーサービスセンターは24時間365日対応してくれるのも安心です。

免税対応にも死角なし

海外からのお客様で免税処理が必要な場合には、煩雑な手続きでお客様をお待たせするケースも少なくないと思います。「CAFIS  Arch」のラインナップにはパスポートリーダーや電子サインパッドなどの端末も取りそろえられており、免税手続きの時間短縮が図れます。

他にもタブレット等との連携が可能で、多彩な決済方法にも対応でき、なおかつプリンターを内蔵したマルチ端末も登場しています。お店のニーズに合わせて利用するサービスが取捨選択できるようになっているので、業種や業態を問わず導入が可能です。柔軟な対応ができるのも、30年以上にわたり決済インフラを提供してきたブランドだからこそ!と言えるのではないでしょうか。

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Coiney

2012年に設立されたコイニー株式会社の「Coiney」も、タブレットやスマートフォンを利用するクレジットカード決済サービスです。決済端末「Coineyターミナル」は、改正割賦販売法の施行により義務付けられることになったICカードに対応しています。VISAやMasterといった主要な国際クレジットブランド全てをカバーしており、今後はApple Payや非接触ICも使えるようになる予定です。

中国人に人気のWechat Payに対応

Coineyなら「支付宝(アリペイ)」同様に中国人の間で普及している「WeChat Pay(微信支付)」もあわせて導入できます。「WeChat Pay(微信支付)」もアプリに登録されたカード情報を利用して決済を行います。店舗ではお客様のスマホに表示されるQRコードを読み込むだけで、簡単に決済を完了することができます。これなら手持ちの現金が乏しい観光客への販売機会も逃しません。

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まとめ

神社の階段をのぼる人

10年以上前から日本は観光立国としていろいろな取り組みを進めており、2003年には520万人余りだった訪日外国人旅行者数は、2014年に1,000万人を超えました。今後さらに増加していくことが見込まれる外国人観光客への対策は、小規模店舗といえども他人事ではありません。

導入に際しては一定の初期投資が必要となると思いますが、マルチ決済端末であれば外国人観光客だけでなく、国内における電子マネー決済の需要にも対応できて一石二鳥です。今回ご紹介した以外にも、さまざまな決済端末が登場していますので、この機会に検討してみてはいかがでしょうか。

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