インバウンドマーケットEXPOレポート

東京ビッグサイト(東京国際展示場)で開催されたHCJ2019(第47回国際ホテル・レストラン・ショー/第40回フード・ケータリングショー/第19回厨房設備機器展)
イベントレポート第二弾として、「インバウンドマーケットEXPO」についてご紹介したいと思います。

インバウンドマーケットEXPOは、文字通り訪日外国人のお客様をターゲットとしており、ユーザーをお店に呼び込むためのプロモーション方法のセミナーから、外国人の方に喜んで頂けそうな、日本文化を表現した物販の卸しなど様々な出展がされていました。
中でも翻訳機能のついたサービスの広がりは非常に興味深く、今回とくに気になった3社をご紹介させて頂きます。

株式会社テレコムスクエア

PinnAR(ピナー)

テレコムスクエアは訪日旅行者向けの国内用プリペイドSIMカードや、訪日台湾人向けのプロモーションサービスとしてアプリ型フリーマガジンを配信しておりますが、今回はPinnARというサービスについてご案内いただきました。

多言語対応のARナビゲーションアプリで、外国人観光客を目的地まで誘導してくれるアプリケーションです。全部で4カ国語(日本語・英語・繁体字・韓国語)に対応しており、言語は設定画面から簡単に変更することが可能です。

このアプリのすごいところは、目的地までの住所を直接打ち込んだりする必要がない、というところ。訪日外国人の方にとっては不慣れな地の住所を入力をするも大変なはず、その手間や難しさを解決したアプリなのです。ではどのようにして目的地住所を入力するのでしょうか。

目的地の設定方法は非常に簡単で、カメラ機能を使ってそのまま地名が書かれた物をスキャンするだけとなります。
手元に行き先の地名が記載されたパンフレットがあったとすれば、アプリを利用してパンフレットの地名部分をスキャンするだけでよいのです。
スキャンした住所は、それぞれ設定している言語で表示されるようになっているので英語で利用している方には英語表記で確認ができます。
この時スキャンする住所には細かく○丁目○番、などが書いてある必要はありません。看板の「東京駅」や「○○ホテル」などといった表記を読み込むだけで
も、目的地を判別してナビゲートを行うことができます。

現地の近くまでは辿りついたけれど肝心の建物まで辿りつけない。といった訪日外国人の方や、外出したけれど滞在先のホテルに帰ってくることができない。といった悩みを抱えている訪日外国人の旅行者は意外と多いようです。そういった時、旅行者の問題を素早く解消してくれるナビアプリなのです。

もう一つ備わっている特徴的な機能が「AR機能」です。ただ道順を案内してくれるだけではなく、実際に自分が今歩いている道をスマートフォンの画面に表示しながら目的地へ向けてどのように進めばいいのか、画面上に矢印が出て誘導をしてくれます。
マップアプリを見ていても、どこの路地を曲がればいいのかわからない。曲がるべきだと思った路地を既に過ぎていた。といった経験をしたことがある方もいるのではないでしょうか。このアプリを使う事でより分かり易く目的地に誘導してもらえます。
勿論このアプリ、日本人が国内で利用して目的地までナビゲートしてもらう事もできるので、出張が多い方や国内旅行が好きな人にもお勧めです。

株式会社ビースポーク

BEBOT(ビーボット)

Bebotは多言語対応のチャットボットです。スマホ上で自動で接客を行ってくれるチャットツールで、国内外の5つ星ホテル・空港・駅・自治体などに導入されているサービスのようです。
このチャットボットは24時間、多言語(英語・繁体字・簡体字)での対応が可能なため、各施設の問い合わせ業務にかかる負担を軽減してくれます。
また、チャットボットにアクセスする為にアプリをダウンロードする必要もなくスマホのブラウザから直接アクセスすることができるため、そうった面でも旅行者にとって手軽に利用できる内容になっていますね。

アクセスの方法も非常に簡単で、導入施設に掲示されているQRコードを読み込む。導入施設に設置されているWiFiに接続する。といったアクションをすることでBebotが起動するようになっています。チャット画面の中から口コミ投稿などをお願いしたり、特定の条件で検索したユーザーを誘導して関連施設に足を運んでもらえるような機能も備わっているので利用者も施設側にとっても嬉しいことだらけですね。

株式会社 三扇堂

三扇堂ではインバウンド集客と海外プロモーションのトータル的なサポートを行っています。
今回の展示会では360°VRコンテンツの体験をさせて頂けるようになっていました。実際その地に訪れたかのようなVR映像は文字通り360°全てを見渡せます。
このVRコンテンツは手元のスマホからブラウザにアクセスすることで直接視聴が可能となっており、パノラマモードとVRモードの2種の切替も可能です。パノラマモードではWEBリンクを設置し、予約サイトへの誘導やガイド機能などの便利な機能が備わっているのです。
また、動画やBGMなどを流すこともできるようで、視覚的にも聴覚的にもアプローチができるようになっています。

実は観光地の為の利用だけではなく、最近ではタワーマンションなどの内見や、大学などの施設見学にもこちらの技術を利用しているのだそうで、非常に幅の広いサービスと言えそうです。

VRコンテンツの他にも、三扇堂では現地の言語でSNSの運用代行をするサービスや、トリックアートを利用したフォトスポットの設置、この他にも数あるサービスから的確なコンセプト企画を打ち出し、多角的にプロモーションを行ってくれるようです。

まとめ

今回インバウンドEXPOにお邪魔させて頂いて気付いた事はやはり訪日外国人の方との間には、まだまだ言語という壁がある、という事でした。
しかしながら、インバウンドを意識しているサービスには多言語機能がしっかりと備わっているものが増えています。
これまではただ壁があるだけだった言語の違いも今では様々な翻訳システムやSNS代行などといったサービスの発達があり、以前ほど大変な事ではなくなっていることがわかります。
言語という壁ゆえにこれまでインバウンド対策を敬遠していた企業様、店舗オーナー様もいらっしゃるかとは思いますが、
2020年東京オリンピックが開催されることもあり訪日外国人の旅行客に利用して頂けるような環境を整えていくことは非常に重要なものと考えられます。

外国人旅行者向けのコミュニケーションツールなどと合わせて決済方法でも対策を行っていくことで、
ますます外国人旅行者に喜んで頂けるようなお店づくりに繋がっていくのではないでしょうか。

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