PayPayからの不正出金も…ゆうちょ銀行が8つの決済サービスの即時振替一時停止

ゆうちょ銀行が即時振替サービスとして提携している決済サービス「ドコモ口座」や「Kyash」で不正な引き出しが行われていたとの報道がありました。そのために新規の口座登録やチャージを停止しているさなかではありますが、新たに決済サービスの「PayPay」や「メルペイ」でも不正出金の被害があったことがわかりました。
今回は、相次ぐ不正出金によるゆうちょ銀行や各決済サービスの対応などを詳しくまとめました。

ゆうちょ銀行は8つの決済サービスの即時口座振替を一時停止に

2020年9月15日(火)に、ゆうちょ銀行は即時振替サービスで連携している一部の決済サービスでの新規口座登録や口座変更と、振替であるチャージを一時的に休止することを発表しました。

一時休止の対象となったのは、本人確認方法の2要素認証を未導入である以下の8つの決済サービスになります。既に、NTTドコモが提供している「ドコモ口座」とウォレットアプリの「Kyash(キャッシュ)」は新規登録やチャージを停止しています。

  • PayPay
  • LINE Pay
  • PayPal
  • 支払秘書(ウエルネット)
  • 楽天Edy
  • PayB(ビリングシステム)
  • メルペイ
  • ゆめか(ゆめカード)

ゆうちょ銀行では、2要素認証の導入に取り組み、決済サービスと連携して利用者が安心・安全に利用できるように努めるとしています。

PayPayやKyashからの不正出金を確認

ゆうちょ銀行の即時振替サービスにおいて、「PayPay」「Kyash」「メルペイ」では不正出金が確認されています。それぞれのサービスで被害者に対して全額補償の対応を進めています。
不正出金では第三者が不正に得た口座情報で、決済サービスに口座を登録し第三者のアカウントへ預金の引き出しを行ったとされています。

・PayPay
被害件数:計17件
被害総額:141万5,141円
(2020年1月以降の8か月間)

・Kyash
被害件数:計3件
被害総額:23万円

・メルペイ
被害件数:計3件
被害総額:49万8113円

また、LINE Payでは2020年以降に被害件数は2件、総額49万8,000円の不正利用が確認されていますが、2件の不正利用の内容としては被害者の身近な人物が出金したことが確認されている、もしくはその可能性が高いそうです。

PayPayでは全額保障を明言

今回の不正出金は、PayPayは規約を定めている「全額補償制度」の対象となりますので、補償申請があった被害者に対しては既に補償に向けた対策を実施しています。

PayPayが行っている不正利用の対策として、連携する金融機関との協力や、システムによる不正検知、24時間365日の専任スタッフを用意し監視体制の構築を行っています。
2019年8月から対応している全額補償制度では、補償申請があった方全員に状況確認の連絡をし対応しているとのことで、ユーザーに安心して利用してもらう環境づくりを行っています。

PayPayでの本人確認方法

PayPayへのチャージを金融機関の口座から行う場合、以下の2つのステップの際に本人確認が必要になります。

・アカウント作成時の本人確認(SMS認証)
携帯電話番号を利用した2段階認証である(SMS認証)を実施

・PayPay残高へのチャージ手段として金融機関の口座を登録
書類や本人の顔写真などの必要な情報をPayPayのアプリ上で登録し本人確認を行う「かんたん確認(eKYC)」の利用
最短で登録当日から3日程度で本人確認が完了し、PayPay残高のチャージを金融機関の口座から行うことが可能

ドコモ銀行に続く不正出金に、高まるセキュリティ意識

ゆうちょ銀行では、即時振込サービスを提供している12の決済サービスのうち「ドコモ口座」「Kyash」への新規の口座登録やチャージを停止しておりましたが、その後ドコモ口座やKyash以外の決済サービスでも不正出金の被害が発生し、現在では全10の決済サービスに対して、新規での口座登録やチャージを停止している状況です。

再発防止策として金融機関の新規口座登録を行う際に、オンラインの本人確認方法である「eKYC」の実施を義務化し、既存のユーザーに対しても金融機関口座からチャージを行う場合「eKYC」を実施するように改めています。
2020年9月にはPayPayで「eKYC」をゆうちょ銀行で全導入し、その後の不正利用は発生していないとのことです。PayPayにおける不正発生率は2020年3月から5月の間で0.00004%とし、今回のゆうちょ銀行に関する案件を含めても同じ水準で推移している状態です。

今回の不正出金により、今後も決済サービスを安心して利用していくにあたって本人確認などのセキュリティに対する意識はさらに高まっていくことが考えられます。

eKYCとは

「eKYC」とは、対面や紙の書類が必要なくオンライン上で本人確認をおこなうことができる方法です。本人確認の仕組みであるKYC(Know Your Customer)に、電子であるe(electronic)を組み合わせて電子的本人確認といった機能になります。
本人確認の方法としては、本人の顔写真を撮影したり、顔写真付きの本人確認書類の撮影をし送信する方法があります。
現在では、金融機関だけでなく、クレジットカード会社や証券会社、携帯キャリア、古物商などでも導入されています。

まとめ

今回はさまざまな決済サービスで起こっている不正出金のニュースについて詳しく解説していきました。
現在決済サービスを利用している方は、個人情報は第三者に渡さないようにし、怪しいメールに返事をせず、自分自身でも情報管理を徹底していく必要があります。
もしも心当たりのない引き落としが確認された場合は、すぐに対応を行うようにしましょう。

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