ソフトバンク孫会長、QR決済についての未来を語る

新たなQR決済サービスが続々と誕生する中、ソフトバンクとヤフーはPayPay株式会社を設立。2018年秋には「PayPay」を開始することを既に発表しています。

そのような状況の中、ソフトバンクグループは2019年3月期 第1四半期決算を発表し、孫正義会長は「QRコード決済」について語りました。孫会長が見据える決済サービスの未来とは、一体どのような姿なのでしょうか。

ヤフーとソフトバンクでペイメントのプラットフォームを

「中国では完全にキャッシュレスで、若者はモバイルでペイメントが完結するという状況。日本でも同じ事がこれから起きると私は思っております」(孫会長)

日本は現金を持つ、現金で支払うという習慣が根付いており、キャッシュレスの比率は現状では20%程度と言われています。PayPay株式会社は日本のキャッシュレス決済の普及を促進させ、PayPay自体のサービスを拡大していくことを目指しています。

PayPayをどうやって拡大させていくのか

PayPay株式会社は2018年7月27日のプレスリリースの中で、「PayPay」とYahoo! JAPAN IDを連携させて、「Yahoo! JAPAN」のアプリからも「PayPay」を利用できるようにしていく予定と発表しています。

Yahoo! JAPANのアプリ利用者数自体は発表はされていないものの、Google Playストアでのインストール数は100万を越えています。1千万人以上のYahoo!アプリにデフォルトでPayPayの機能が入ると考えれば、拡大の可能性は容易に考えられます。

インドのPaytmが技術協力。Paytmとは?

Paytm(ペイティーエム)は、ソフトバンク・ビジョン・ファンドで投資するインドの決済サービス大手の企業です。2017年にはソフトバンクが14億米ドルを出資したことで話題になりました。

インドではQR決済が拡大しており、Paytm社はその分野で大きな存在となっています。PayPayはPaytmが技術協力する面から考えても、安定したサービスになることが期待できます。

なぜQRコード決済なのか

QR決済についての未来について、質疑応答の中でも孫会長は以下のように語りました。

「なぜQRがいいかというと、お店側にほとんど投資がいらない。QRコードのシールを貼るだけで実現できる。(よって)基本的に店の数は無限に広がる。

従来のように高い専用端末を買って、それをインストールして、オペレーションコストを払って、手数料を沢山払って、という従来のビジネスモデルではなくて、全く新しくコストのかからない、そして素早く大きく広がる、こういうネットワークが作られていく」(孫会長)

実際、店舗側が負担する決済手数料について、開始から3年間は無料にすると発表しているPayPay。手数料ゼロにより、店舗にとって導入のハードルが低くなることは間違いないでしょう。LINE Payでも3年間の手数料ゼロを発表している今、PayPayの開始とその普及に注目です。

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