PayPayは本当に決済手数料が無料?サービスのメリットとデメリット

2018年10月からサービスが開始された「PayPay(ペイペイ)」ですが、数あるQRコード決済サービスの中でも、今最も知名度が高いサービスといえるのではないでしょうか。決済手数料は本当に無料なのでしょうか?今回は、今後も動向が気になる「PayPay」のメリット・デメリットについて解説していきたいと思います。

「PayPay」サービスの概要

「PayPay」は、大手キャリアのSoftbankと、Yahoo!(ヤフー)が合弁会社「PayPay株式会社」を設立し、2018年10月5日に開始したQRコード決済サービスです。インドの決済サービス事業者「Paytm(ペイティーエム)」と連携して、サービスを提供しています。

「PayPay」の決済方法は2種類

「ユーザースキャン」方式

店舗に提示してあるQRコードをユーザーが読み取り、会計金額をユーザーが入力して店舗側が確認する方法。

「ストアスキャン」方式

ユーザーがQRコードを店舗側に提示して、店舗がQRコードを読み取る方法。

現在「PayPay」の初期導入費や決済手数料、入金手数料は期間限定で無料としており、現在の店舗への導入ハードルはとても低く設定されています。また中国最大手のQRコード決済サービス「支付宝(Alipay/アリペイ)」にも対応しており、2019年9月30日までなら「アリペイ」の決済手数料は0円となっています。


手数料ゼロについて

決済サービスを導入する際、気になるのが「手数料」ではないかと思います。「PayPay」では、条件付きで、手数料無料での決済が可能となっています。

手数料無料の条件:「ユーザースキャン」方式

「PayPay」では、QRコード決済の手数料が無料となる条件として【ユーザースキャン方式で対応した場合】というのがあります。ユーザースキャン方式とは、店舗にPayPayのQRコードを設置して、買い物をしたユーザーがそのQRコードを読み取り、金額を提示して確認させる方法となります。店舗側は、専用のQRコードをレジのところに設置しておき、手軽に利用できることから、多くの店舗がコチラの方式を採用しています。

ただし手数料無料は“期間限定”、期間終了後の手数料は未定

先程説明したように「ユーザースキャン方式」で導入すれば、QRコード決済手数料が無料となっています。しかしこの手数料が無料となるのは「PayPay」のサービス開始時から、3年間の期間限定キャンペーンです。なお、ここで言う『サービス開始時』とは「PayPayのサービスが開始されたとき」のことなので、お店にQRコード決済を導入してから3年間無料ということではありませんので、注意が必要です。

ちなみに3年後の手数料については、いくらになるのか?という点ですが、現時点(2018/12)の公式ホームページには「有償化する可能性がございます」とだけしか明記されておらず、詳細は発表されていません。3年経過後は手数料が発生する可能性があるので、注目しておきましょう。

入金手数料・入金サイクルなどはどうなるの?

QRコード決済サービスの導入でもう1つ気になるのは、売上が店舗に入る際の「入金手数料」や「入金のタイミング」です。まず「PayPay」の締日ですが、累計決済金額にかかわらず、基本的に月末が締日です。ただし月中で、累計決済金額が1万円以上となった時点で、締日となります。

入金手数料についても、現在はどの金融機関であっても無料となっています(2019年9月30日まで)が、入金を『ジャパンネット銀行』の口座にするのであれば、手数料は永年無料となっています。無料期間が終わった後の、その他金融機関の入金手数料については、今のところ「2019年10月1日以降有償化する場合があります」とあり、詳細は発表されていない状況です。

また入金タイミングですが、基本的に最短で翌々営業日が入金日となっています。ただしジャパンネット銀行の場合は、翌日に入金となります。こうして見ると、入金手数料や入金タイミングから考えても、PayPayを導入するのであれば、ジャパンネット銀行を利用するほうが、よりお得なので賢い選択といえるでしょう。

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PayPayのメリットとデメリット

ここではPayPayのメリットとデメリットを、詳しくご紹介していきたいと思います。

PayPayのメリット

PayPayは、多くの人が知っているSoftbankとYahoo!という、大きな企業が設立した会社によって提供されているQRコード決済サービスのため、何を使っていいか分からないオーナーやユーザーにとっても、安心感につながっているかと思います。また期間限定ではあるものの、QRコード決済の初期導入費や決済手数料、入金手数料が無料というハードルの低さも魅力の1つです。少しでも導入費用を抑えたい、中小規模の店舗にとっては、とてもありがたい仕組みと言えるでしょう。

また訪日外国人観光客など、インバウンド向けに中国で最も利用されている「支付宝(Alipay/アリペイ)」に対応していることも嬉しいところ。さらにその決済手数料も、2019年9月30日まで無料というのは助かりますね。

さらに「PayPay」は、2018年12月4日から始まった「100億円あげちゃうキャンペーン」が約10日で終了するほど、大盛況だったことなどもあり、これからも驚くべきキャンペーンを打ち出してくる可能性は非常に高いです。今なお、新規登録で500円相当のPayPay残高をプレゼントするキャンペーンを実施しているので、まだまだ新規ユーザーは増えていくのではないでしょうか。

PayPayのデメリット

「PayPay」が、QRコード決済の初期導入費用や決済手数料が無料で導入できるというのは、大変魅力的なポイントではありますが、それはあくまでも期限付きというところはデメリットといえるでしょう。そして期限が過ぎた場合、どのくらいの決済手数料がかかるのかという点が発表されていないのは、不安ですね。

また、QRコード決済手数料がタダになるという「ユーザースキャン」方式も、ユーザーがQRコードを読み取った後に、金額を入力する手間が必要となっており「QRコードをかざすだけで決済が完了する」という、QRコード決済の利点である“簡単さ”が感じられないのも惜しいところです。お客様に手間が発生する場合、使う際にお店側へ「どうやって使えばいいですか?」等の質問が来るので、使い方も店側がある程度認知しておく必要があります。

さらに、セキュリティ面での不安も登場しています。クレジットカードを紐づけることが可能なPayPayですが、この仕組みがあだとなり、残高の表示反映が遅延したり、PayPayから身に覚えのない請求が来たといった不具合も発生していると、ニュースなどで話題となっています。セキュリティの安全さは、決済サービスを利用するにあたっては最重要課題ですが、まだまだ改善の余地はありそうです。

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まとめ

「PayPay」は、0円で始められるというQRコード決済サービスなので、中小規模の店舗を経営されている方には、非常に心強い味方となってくれるでしょう。しかしその反面、決済手数料0円には期限が設けられていて、期限が過ぎたらどうなるのかが不透明なのは、やはり気になるところです。

現在「PayPay」を導入しているお店は、ファミリーマートやミニストップなどのコンビニをはじめ、家電量販店のビックカメラやヤマダ電機、飲食店ですと和民や白木屋などがあります。少しずつ利用店舗も増えていくようなので、QRコード決済サービスの台風の目となっていくかどうか、これからも「PayPay」から目が離せない状況は続きそうですね。



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