QRコード決済を導入するなら必ずチェックしたい6つのポイント

QRコードとスマートフォン(スマホ)を利用して、現金を使わずに支払いができるサービスが日本でも増えています。2025年までにキャッシュレス比率40%を目指す政府は、クレジットカードや電子マネーに代わる決済手段として注目しているようです。

2018年8月21日、日経新聞が「政府がスマホで読み取るQRコードを使った決済基盤を提供する事業者に補助金を供与し、中小の小売店には決済額に応じて時限的な税制優遇を検討する」と報じると、システム開発会社の株価にまで影響が出ました。 そんなQRコード決済を店舗に導入する場合に、注意したいことをまとめてみたいと思います。

<参考>
日本経済新聞:決済電子化で税優遇 政府検討「QR」など導入促す(2018/8/21)

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QRコード決済の導入に関する疑問

(1)スマホ・タブレットのOS

QRコード決済は汎用性の高いスマホやタブレットで利用できるケースが多いです。ただし、モバイル端末のOS(オペレーティングシステム)によって、アプリが使えないものもあります。例えばOrigami PayはiOSにしか対応していないためiPadやiPhoneを用意する必要があります。既に店舗で使用しているモバイル端末でQRコード決済を導入する際には、必ずOSをチェックしましょう。

(2)通信環境

QRコード決済を利用するためには携帯電話回線やWi-Fiなどの通信環境が必要です。携帯電話の電波が不安定な場所では、お客様のスマホにQRコードが表示できなかったり、エラーになったりする可能性があります。店舗の通信環境が悪い場合にはフリーWi-Fiを設置するなどして、お客様が快適にスマホを操作できる環境を整えましょう。

(3)導入費用

QRコード決済の多くが初期費用無料を謳っています。その多くはQRコード決済の加盟店になるにあたって登録費用が不要であるとか、サービス提供元からの端末購入が不要であるというケースがほとんどです。お手元にモバイル端末がない場合は、別途購入しなければなりません。

なお、2回を超える分割払いやボーナス払いを取り扱う場合は、法律でカード控えの発行が義務付けられています。現在、分割払いに対応できるQRコード決済は見かけませんが、今後そのような機能を持つQRコード決済を利用する場合には、レシートプリンタの準備が必要になる可能性もあります。

(4)手数料

2018年6月、LINEはLINE Payのコード決済において、店舗に課せられる決済手数料を無料にする方針を打ち出しました。これに追従するように、ヤフーも2018年秋に開始予定のPayPayの決済手数料を無料にすると発表しています。

ただし現時点では、いずれのサービスも無料期間は3年間の限定です。LINE Payは無料期間終了後、決済手数料を2.45%~徴収するとしています。PayPayについてはまだ発表されていませんが、同様に決済手数料が発生する可能性が高いため注意が必要です。

(5)入金サイクル

QRコード決済を利用してお客様が支払った代金は、一旦決済サービスの提供元が受け取り、後日店舗に支払われるのが一般的です。商品を販売しても、お金が手元にやってくるまでにはタイムラグが発生します。キャッシュレス化が進むと一時的に資金繰りが悪化する可能性があります。万が一に備えるためにも、運用が安定するまではなるべく手元にキャッシュを残しておいた方が良いでしょう。

(6)加盟店の加入条件

決済サービスを利用するためには、加盟店申請をして審査を受けなければなりません。審査基準はそれぞれの会社が個別に設定しており、総合的に判断されます。審査に通らなかった理由も含め、審査の詳細については非公開がほとんどですが、各サービスの「ヘルプ」や「よくある質問」には加入条件が掲示されています。この条件をクリアしているかどうか、あらかじめ確認した上で加盟店申請をしましょう。

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まとめ

今回はQRコード決済を導入する際のチェックポイントをまとめてみました。導入を検討している時は、初期費用や決済手数料に関心が行きがちです。しかし既に店舗で使っているモバイル端末がある場合、契約後にOSが対応していなかったことが判明して、新たに端末を用意するようなことになってしまうと、導入コストが安く済むQRコード決済のメリットが享受できなくなってしまいます。また通信環境が悪い状態では、お客様の満足度を損なう可能性があります。あらかじめ運用シュミレーションを行うなどして、入念に準備をしておきましょう。

※QRコードはデンソーウェーブの登録商標です。

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