【初心者向け】QRコード決済とはどんなもの?仕組みや導入のメリット

こんにちは、ピピッとチョイス編集部です。QRコード自体はチラシやアプリで既におなじみだと思います。でも最近、ニュースなどで「QRコード決済」という言葉をよく耳にしませんか?今回はQRコード決済とはどんなものなのかについてご紹介します。

QRコードって何?どんな仕組みなの?


従来のバーコードは横方向(1次元)にしか情報を持ちませんでしたが、QRコードには縦軸と横軸があり、平面(2次元)で情報を記録します。QRコードは主に正方形の形をしていて、小さな四角形の「ドット」を配列することで文字や数字を表現しています。この方式を用いることで、バーコードの数十倍~数百倍の情報量を扱うことが可能になり、数字だけでなく英字、漢字、記号など、あらゆるデータを格納することができるようになっています。

QRコードにはバージョン(種類)があります。バージョン1は四角い白黒の点(セル)が縦と横に21ずつ配置されています。バージョンが1つ上がるごとに縦と横に4セルずつ増やされ、格納できる情報量が増えていきます。最も大きなバージョン40には177セル×177セルが設定されており、QRコードの形はバージョン1に比べるとかなり大きな長方形になります。

QRコードの情報は専用のQRコードリーダーのほか、スマートフォン(スマホ)などに搭載されたカメラの画像処理機能で読み取ることができます。バーコードのようにレーザーセンサーを用意する必要がなく、スマホや携帯電話で誰でも利用できるため、急速に世界中に浸透していきました。

QRコードの様々な使われ方

QRコードには様々な使われ方があります。製造現場では作業指示書にQRコードを付けることで作業ごとの詳細な所要時間や工数を明確化させ、進捗管理に用いられています。また医療現場では、薬や入院患者のリストバンド、看護師のIDを3点照合するなど、投薬管理や医療過誤の防止に使われています。

QRコードはビジネスの現場だけでなく、身近な生活の中でも活用されています。例えばQRコードがチラシやポスターに載っていれば、スマホの読み取りアプリで簡単にWebサイトにアクセスできます。飛行機の搭乗券や野球観戦のチケットにもQRコードが印字されていて、入場確認に使われる事例もあります。

QRコード決済の仕組み

近年はスマホとQRコードを利用した決済サービスも登場しています。日本では2014年頃からLINE payや楽天ペイにQRコード決済の機能が搭載されていますが、同様の決済手段が爆発的な広まりを見せている中国に比べると、まだまだ普及しているとは言えません。

QRコード決済は、主に店舗が提示するQRコードをお客様に読み取ってもらう方法と、お客様のスマホアプリに表示されたQRコードを店舗が読み取る方法の2通りで行われます。お客様はQRコード決済アプリに、あらかじめクレジットカードや銀行口座を登録しているため、現金がなくても買い物が可能です。

店舗はスマホやiPadなどのコードレス端末に店舗用アプリをインストールして、QRコードの提示やお客様のQRコード読み取り等を行います。QRコード決済を利用するにはインターネット環境が必要になるため、導入店舗はインターネット環境を整備する必要があります。

QRコード決済を導入するメリット

初期費用が抑えられる

従来のクレジットカード決済をするためには、クレジットカードの情報を読み取るCAT端末が必要です。購入する場合は高いものだと10万円程度の初期費用が発生します。一方QRコード決済は専用端末を購入しても4万円程度で済ませられます。またスマホなどのタブレット端末を決済に用いることができます。クレジットカード決済に比べると初期費用が抑えられ、小規模店舗にも導入しやすいと考えられます。

集客が期待できる

QRコード決済サービスの中には、お客様向けに利用額に応じたポイント付与や、ポイントアップ・キャンペーンなどを行っています。例えばお客様が「楽天ペイ」のQRコード決済機能(アプリ決済)を使うと、楽天スーパーポイントが付与されます。このポイントは全て楽天が負担してくれるので、店舗にコストはかかりません。お客様向けのサービスが豊富なQRコード決済を導入しておくだけで、ポイントを活用したいお客様を呼び込んだり、リピーターになってもらったりできる可能性があります。

お客様に直接アプローチすることも可能

QRコード決済サービスの中には、店舗を利用してくれたお客様に店舗独自のクーポンやセール告知を配信できるものもあります。LINE Payの場合、QRコード決済を利用するお客様は必ずLINEアカウントを持っています。支払いをきっかけにお客様にLINE@の友だち申請をしていただけば、メッセージやクーポン配信ができるようになります。

売上をデータ化できる

QRコード決済の購入履歴や売上は、自動的にアプリに記録されます。リアルタイムで売上管理ができるため、早め早めの対策を打ち出しやすくなります。また月末の事務作業を減らすこともできます。

クレジットカード取り扱いの安全性が増す

お客様のQRコード決済アプリに登録されている情報は、暗号化されてダイレクトにデータシステムに送信されています。お店の端末には情報が残らない設計になっているケースがほとんどなので、お客様にも安心してご利用いただけます。

またQRコード決済の場合、クレジットカード決済のようにカードを店員が預かる必要はありません。カード自体に触れることがないので、「カード情報を店員に盗みとられた」などと疑われるリスクを軽減することができます。

まとめ

QRコードの仕組みと、QRコード決済についてご紹介しました。QRコード決済によって、お客様は日々の買い物がスムーズになります。また、ポイントを活用するお客様を呼び込んで、店舗の集客率を上げる効果も期待できます。導入費用も比較的安価に抑えられるため、この機会にQRコード決済導入を検討してみてはいかかでしょうか。

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