QUICPay(クイックペイ)が進化した?QUICPay+(クイックペイ)プラスの機能を解説!

quicpayの利用イメージ

こんにちはピピッとチョイス編集部です。今回はQUICPay+(クイックペイプラス)の登場で話題沸騰中の電子マネーサービス、QUICPay(クイックペイ)についてご紹介します。

そもそもQUICPay(クイックペイ)とは

quicpay-hp

QUICPay(クイックペイ)は株式会社JCBとイオンクレジットサービス株式会社が開発し、2005年からサービス提供が始まったポストペイ(後払い)型の電子マネーです。ポストペイ型のサービスで、事前チャージは原則不要。事前に紐付けたクレジットカードから、自動で支払いが行えるサービスになっています。

店舗ではクレジットカードを利用するのと同様の支払い手順になりますが、一定の金額まではサインやPINコード(暗証番号)の入力が不要なのでクレジットカードよりも手軽に使えます。その上、盗難や紛失の不正利用の際には、クレジットカード同様の補償が受けられるといったメリットがあります。コンビニなどの大手小売チェーン店を中心に、着実に加盟店を増やしており、JCBブランドに限らず、国内の主要なクレジットカードの多くをQUICPayと紐付けられます。

店舗がQUICPayを導入するメリットは、ある程度高額な商品における決済ニーズが大きいという点が挙げられます。原則2万円までという制限はありますが、事前チャージ不要で決済が行えるため、一般的な電子マネーよりも客単価は大きくなります。また、セキュリティの意識からクレジットカードでの決済をためらっていた決済需要の取り込みも可能になります。

Q.クイックペイには利用可能枠が設定されていますか?

A.クイックペイのご利用分は指定されたJCBカードからのお支払いとなるため、ご登録のカードのご利用可能枠に準じます。ただし、ご利用可能な金額の範囲内であっても、一定の条件下でご利用可能枠を確認できないなどの理由により、利用できない場合があります。なお、クイックペイ1回あたりのご利用上限金額は2万円です。

※Apple Payに登録したクイックペイは、QUICPay+マークのあるお店では2万円を超えるご利用も可能です。

出所:JCBカードよくあるご質問

以上のように、1回の購入に利用できる金額は2万円までという制限がつきます。この金額は、紐づけるクレジットカードに関わらず原則一定です。但書きには『QUICPay+マークのあるお店では2万円を超えるご利用も可能です。』ともあります。では、このQUICPay+(クイックペイプラス)とは何なのでしょうか。

QUICPay+(クイックペイプラス)の特徴

クイックペイとクイックペイのロゴの違い

QUICPay+(クイックペイプラス)とは、QUICPayの機能を拡張させたサービスで、2016年に始まりました。従来のクレジットカードだけでなく、即時支払いのデビッドカードやプリペイドカードへの紐付けが可能になり、取引上限額が撤廃されました。つまり、高額決済のメリットがさらに活かせるようになったのです。

利用額の上限が撤廃された理由は、単純にセキュリティが向上したからです。従来のQUICPayでは、電子マネー決済を行う度にサーバーと通信して認証を得るような手順を取っていませんでした。QUICPay+になって、決済ごとに認証サーバーと通信を行えるようになり、不正な決済でないか?紐付けされたカードの有効期限が切れていないか?などを確認できるようになったのです。

そのため不正利用の可能性が減少し、限度額なし(とは言っても、クレジットカードの限度額による制限はあり)の決済が可能になっています。また、Apple Payでの支払いでも2万円の上限が撤廃されていますが、これはiPhoneの指紋認証などの手段でセキュリティが担保されているためです。

QUICPay+の加盟店になるには

既にQUICPayの加盟店である場合には、基本的に追加で申込を行う必要はなく、クレジットカードの加盟店管理会社などから「QUICPay+」のロゴが付いたシールを貰って貼り替えれば完了です。ただし、一部の読み取り端末では端末のファームウェアをアップデートしたり、端末の交換が必要になったりする場合もあります。

また、決済端末がQUICPay+に対応していたとしても、モバイル3G回線のような不安定な回線であった場合には、通常1秒程度で完了する決済が少し長くかかってしまう点も若干の懸念要素です。

参考:JCBよくあるご質問「QUICPay+に対応できる回線の種類を教えてください。」

まとめ

JCBの取扱いがあるクレジットカード加盟店管理会社であれば、間違いなくクレジットカードと電子マネーが一体化した端末を勧めてくると思います。加盟店側からすると、JCBの手数料はVISAやMasterCardよりも高いですが、QUICPay決済の機会損失に繋がるかも知れません。QUICPayやiD(アイディー)などのポストペイ型電子マネーは、比較的高額決済も多いため、店舗の業態や客層に応じて判断してみてはいかがでしょうか。