リテールテックJAPAN2018でのぞき見る!流通・小売の未来の姿

こんにちは、ピピッとチョイス編集部です。2018年1月、アメリカのシアトルに、開発段階から話題になっていた「アマゾン・ゴー」がオープンしました。これはいわゆる無人コンビニで、お店にはレジがありません。

先日福岡にオープンしたスーパー「トライアル」では、タブレット端末が取り付けられたショッピングカートが話題になっています。買い物前にカートのタブレットにプリペイドカードをかざし、欲しい商品のバーコードを読み取らせてカートに入れれば、キャッシュレスに買い物ができるという画期的なお店です。

実はトライアルのようなお店の姿は昨年の「リテールテックJAPAN2017」でも紹介されていました。それどころかVR(ヴァーチャル・リアリティ)ゴーグルを利用して、ネット上で実店舗と同じような買い物体験の構想も発表されていたんです。そんな「リテールテックJAPAN」が、今年も東京ビッグサイトで開催されます。

リテールテックJAPANとは

「リテールテックJAPAN」は日本経済新聞社が主催する、最新のIT機器・システムの展示会です。POSレジ、電子決済、店舗管理システム、集客アプリ…などなど、小売業に役立つさまざまな先進アイテムを見て触って確かめられる見本市となっています。ホームページで事前登録をすれば、入場料は無料です。2017年12月の時点で、208社の出展が予定されています。

リテールテックでは流通・小売を取り巻くさまざまな問題を取り上げた各種セミナーも多数開催されます。政府関係者や研究機関、流通大手の代表者等が登壇し、国の制作や人々の動向、各企業の取り組みなど、普段はなかなか知ることができない情報に触れることができる貴重な機会です。セミナーの多くは事前登録制で、無料の講座も多いのでオススメです。

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注目すべきは決済のセキュリティ強化

経済産業省は2020年までに全てのクレジットカード決済端末をIC対応のものにする方針です。既に改正割賦販売法が可決成立し、2018年6月以降、クレジットカード決済はICカード対応端末を使用することが義務付けられています。

2017年5月に施行された改正個人情報保護法とも相まって、小規模店舗でもセキュリティ強化のための対策が必要です。顧客情報だけでなく従業員の情報の取り扱いについても、細心の注意を払う必要があります。

安全に店舗を運営するためのヒントは、リテールテックのセミナーや各社のブースに足を運ぶだけで手に入れることができます。メーカーの担当者と話をするだけでも幅広い情報が集まるので、お店の集客や在庫管理のあり方を検討する際にも役立ちます。

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ビッグデータやAI(人工知能)の活用も

POSレジの普及によりデータ分析を用いた店舗運営の改善も一般的になってきました。「電子レシート」の活用や「情報銀行」の設立など、今までは個別に集めていたPOSデータを、個人が特定できない形に加工してビッグデータ化し、誰でも利用できるような仕組みづくりの検討も進んでいます。

外国人観光客のリピーター化に伴い、近年は有名な観光地よりも地域の人々と触れ合ったり、日本の生活を体感する“コト消費”への関心が高まっています。誰でも合法的に民泊ができるよう改正された住宅宿泊事業法(民泊新法)も、2018年6月から施行予定です。町の小さな雑貨屋さんや飲食店に外国人観光客が訪れる事例も年々増えており、小規模店舗のインバウンド対応の必要性が取り沙汰されています。

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まとめ

めまぐるしく変化する社会情勢。うちは田舎の小さな店だからと言ってのんびりしてはいられません。10年20年とお店を続けるためには、最新のテクノロジーについても敏感である必要があります。そうあるための第一歩として、リテールテックに足を運んで知見を広めてみませんか?