Suicaとマイナンバーカードの連携で特典がもらえる!前橋版MaaSの実証実験って?

2016年1月から発行開始となったマイナンバーカードは、本人確認書類としての活用や行政サービスに関する手続きが簡単になったり、2020年9月からはマイナポイント事業でポイントを受け取ることができたりと、すでに利用している方も多いのではないでしょうか。
今回、交通系ICカードである「Suica」とマイナンバーカードが連携できるようになり、Suicaでマイナンバーカード所有者特典を受けることができる実証実験が開始されましたので詳しく紹介していきます。
Suicaとマイナンバーの紐づけで特典が付与される
2020年11月10日(火)に東日本旅客鉄道株式会社とJR東日本メカトロニクス株式会社は、マイナンバーカードの一部の公的個人認証サービスを交通系ICカード「Suica」で利用可能になったことを発表しています。
マイナンバーカードとSuicaの連携は、マイナンバーカードの公的個人認証機能を扱う業者のひとつであるTOPIC(ICTまちづくり共通プラットフォーム推進機構)のサービスを活用しています。
これによりマイナンバーを提示する必要がなく、Suicaを持ち歩き専用の端末にタッチすることで、マイナンバーカードの所有者向けの特典を受けられるようになります。
特典の中には、敬老パスのような高齢者の方向けの割引サービスへの利用もできるようになるということです。
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「前橋MaaS」を第一弾とした実証実験を開始
今回の連携の第一弾として「前橋版MaaS」にて2020年12月下旬から実証実験が開始されます。
前橋市民は「前橋版MaaS」の会員登録時にSuicaとマイナンバーカードを紐づけることによって、デマンドバスやワンマイルタクシーなどのデマンド交通を利用した際のお得な特典を受けることができます。
「MaaS」とは、利用者に出発地から目的地の最適な経路を提示し、複数の交通手段やサービスを一括して提供するサービスです。
マイナンバーカードの個人データの取り扱い
今回連携するマイナンバーカードのデータは、先ほどお伝えした通りTOPICと呼ばれるICTまちづくり共通プラットフォーム推進機構が提供している認証サービスを活用しています。
このTOPICは、マイナンバーカードの公的個人認証機能を扱う民間事業者の第一号として総務大臣認定を受け認証サービスの提供を行なっています。
マイナンバーをSuicaに紐づけるには、利用者自らがスマートフォンでマイナンバーカードをタッチして読み取り、暗証番号を入力することで完了します。
Suicaに紐づけられる公的個人データは、都道府県と市区町村の居住地と生年月のみとなり個人が特定できないようになっています。紐づけられた公的個人データは、「ID-PORT」と呼ばれるJREMのクラウド型ID認証システムに保存されます。
Suicaとマイナンバー連携 今後の展望
今回は前橋版MaaSを対象にマイナンバーカートとSuicaを連携させマイナンバーカードの所有者向けの特典を受け取ることができる実証実験を開始しましたが、これをきっかけに今後はマイナンバーカードの取得率向上のためサービスの展開を検討しているそうです。
Suicaとマイナンバーカードの連携により、さらに各地の旅行や移動が便利にお得に利用できるようになることが期待できます。
まとめ
今回は、Suicaとマイナンバーカードの連携によりマイナンバーカードの所有者向け特典を受けることができる実証実験について詳しく紹介していきました。
マイナンバーカードを持ち歩く必要がなくお得に交通機関が利用できるようになり非常に便利なサービスです。
今後は利用できる場所や地域も拡大する可能性もありますので、マイナンバーカードの発行がまだの方は準備しておきましょう。
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