「シンクライアント決済」と「ASPサービス」って何が違うの?

こんにちは、ピピッとチョイス編集部です。ネットやカタログで決済端末の説明を見ていると、何となくわかるようでわからない単語がたくさんありますよね。例えば「シンクライアント決済」。それから「ASPサービス」「クラウド型」…などなどなど。皆さんはこれらを区別することができますか?

そもそも「クラウド」って何だろう?

クラウド・コンピューティングのイメージは「雲」

ここ数年テレビCMでも頻繁に耳にする「クラウド」という言葉。これはクラウド・コンピューティングの略で、コンピューターの利用形態の1つです。インターネットなどに接続されたコンピューター(サーバー)が提供するサービスを、ネットワークを経由して手元のパソコンやスマートフォンで使うことを言います。

クラウドサービスは「どこにあるのか?」とか、「どこで作業しているのか?」がわからなくても利用できます。そのイメージを図式化する際、雲の絵で表すことが多かったため「クラウド」と呼ばれるようになったそうです。

クラウドサービスはユーザーが必要な時に、ネットワークを通じてソフトウエアを使います。利用の仕方には2種類あり、1つはアプリケーションをダウンロードして、自分の端末上で動かす形式。そしてもう1つはサーバー上で動かす形式です。

メールの場合、前者は「Outlook」などのソフトウエアをインストールして使う形で、後者は「Internet Explorer」などのブラウザで利用するWebメール(「Gmail」など)、と考えるとわかりやすいかもしれません。

参考:初心者にも分かるクラウド入門(NEC)

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それなら「ASP」って何?

ASPはアプリをネット経由で提供すること

「ASP」はアプリケーション・サービス・プロバイダ(Application Service Provider)のこと。アプリケーションソフト等のサービス(機能)をネットワーク経由で提供することを意味しますが、実は「ASP」と「クラウド」に明確な区別はありません。あるとすれば、言葉が登場した時期くらい。ASPは1990年代に登場しており、「クラウド」は2006年に登場したと言われています。

「ASP」が登場した当時、安くて高速なインターネット環境が整備されていなかったことや、ユーザーごとに環境を割り当てたためにコストがかかったことなど、問題が数多くありました。それらを解決するための改良が進み、クラウドに発展した歴史があるのですが、現在は、ほぼ同義語として扱われています。

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じゃあ「シンクライアント」は?

シンクライアントなら持ち出しも安心

シンクライアント (Thin client)は、本来端末が行っていた作業をサーバーに任せ、端末ではデータをサーバーに送ることしかできない仕組みです。

例えばパソコンの場合、情報を処理したり記憶したりするCPUやメインメモリなどのハードウエアがあり、そこにオペレーティングシステムやアプリケーションソフトが搭載されていて、電源さえあればどこでも作業ができます。しかしシンクライアントのパソコンには、必要最低限のCPUやオペレーティングシステムしかなく、サーバーにアクセスできなければ作業が何もできません。またパソコンの中にデータも残りません。

見方を変えると、シンクライアント端末とネットワークさえあれば、どこでも自分のPC環境にアクセスすることができます。またサーバーへの接続を停止すれば、情報へのアクセスもできなくなります。端末の紛失や盗難による情報漏えいのリスクを軽減できるので、企業の持ち出し用PCなどに採用されるケースも多いようです。

「シンクライアント決済」とは

シンクライアント方式を採用した決済システムは「シンクライアント(型)決済」と呼ばれています。「シンクライアント決済」は、今まで端末で行っていた決済処理やセキュリティ対応をサーバーに移管します。

これにより端末自体にアプリケーションやセキュリティ機能を持たせる必要がなくなるので、コストを抑えることができます。またデータが端末に残らないのでセキュリティ面も安心です。さらにカードブランドを追加する場合もサーバーにシステムを追加すればいいので、端末の交換が不要になります。

シンクライアント決済サービスの例

PAYGATE AIR/ロイヤルゲート

シンプルで柔らかみのあるPAYGATE AIR端末

PAYGATE AIRは、接触・非接触ICカード決済に対応し、クレジットカードも電子マネーも1つの端末で決済ができます。磁気ストライプや一次元・二次元のバーコードの読み取りも可能。iOS、Android、WindowsなどOSを問わず組み合わせることができ、WEBで売上を管理できます。複数店舗を一括で管理することも可能です。

シンカクラウド VEGA5000S H/TFペイメントサービス

シンカクラウドの決済端末「VEGA5000S H」は、磁気ストライプカードリーダー・接触型ICカードリーダー・NFC(非接触 IC カード)リーダーが一体化しています。クレジットや電子マネー決済のほか、ポイント付与やクーポン発行など様々なアプリケーションを全て1台でこなします。サーマルプリンターも内蔵されており、静かでスピーディーな印刷が可能です。さらにバッテリーも搭載しておりハンディ端末としても使えるので、店舗に限らずさまざまな場面で利用できます。

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まとめ

「クラウド」と「ASP」という言葉は同義語で、「シンクライアント」はクラウドサービスの1つ。実は皆さんもスマートフォンやタブレットで、日常的に接している技術でした。「シンクライアント決済」は、コスト削減やセキュリティ面に有意性が認められ、今後主流になるとピピッとチョイス編集部は予想します。

これらの言葉は決済方法の導入に際してはあまり重要でなくても、微妙な違いがわかることで検討のポイントが明確になる可能性もあります。改めてこれらの単語を気にして端末を比較をしてみると、見過ごしていた何かが見えてくるかもしれません。

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