ビットコインってどんなもの?実際に使ってみました。

こんにちは、ピピッとチョイス編集部です。最近激しい値動きで注目を集めているビットコイン。「仮想通貨なんて呼ばれてるけど、実態はどんなもの?」という疑問をお持ちの方も多いと思います。

筆者も実はその一人でした。いろいろ調べてみたものの、新聞やネットの情報だけではどうもピンとこないので、勇気を出して買ってみたのが3ヶ月ほど前。そして今月、ついにビットコインで買い物をしてみました。

まずは情報を得たい

ビットコインについて調べ始めたのは2017年6月。ちょうど大手金融機関などが“ブロックチェーンを活用した送金システムの構築に共同で取り組む”という報道を耳にして、関心を持ったのがきっかけでした。ブロックチェーンを理解するためには、どうしてもビットコインについて知る必要があったのです。

ビットコインについて調べていると、必ず出てくるのがbitFlyer(ビットフライヤー)のページでした。ここではビットコインについてわかりやすく解説されているのですが、素人には少々複雑で一度読んだくらいではモヤモヤ感がぬぐいきれず、幾度となくお世話になりました。(とってもありがたかったです。)

ちなみに、bitFlyerは国内初のビットコイン販売所です。無料のアカウントを作成すれば、スマホアプリでもビットコインの値動きをチェックでき、本人確認などの手続きを完了させればビットコインを購入したりできます。ビットコインのほか、イーサリアムやモナコインといった仮想通貨(アルトコイン)も購入可能です。

<参考>
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ビットコインの仕組み

ビットコインの仕組みについて、ざっくりまとめると以下のような特徴があると思います。

・ビットコインには特定の管理者が存在しない。
・マイナーと呼ばれる人たちがビットコインのやり取りの記録作業を行い、一番早くその処理を完了した人には新規発行されたビットコインが与えられる。
・取引記録は衆人環視のもと、ネットワーク上のあらゆる場所に保管されている。
・ビットコインの運用ルールの根幹を担うのがブロックチェーン。
・ビットコインの発行総量は2140年までに2,100万 Bitcoin とされていて、それ以降は新規に発行されない。

ほかにも「世界中では既に通貨として利用されていること」や、「日本では東京・六本木界隈のお店を中心にビットコインATMが設置されていること」「ネット上ではビットコインによる支払いが可能なECショップが多数存在していること」などがわかりました。またビットコインの仕組みを真似たり、さらに改良を加えた仮想通貨がアルトコインと呼ばれており、世界中で1,000を超える銘柄が発行されていることなども知りました。

<関連記事>
今さら聞けないビットコイン。電子マネーと何が違う?

試しにアプリをダウンロード

いろいろと情報を集めるに従って、仮想通貨の入手方法についての知識も増えていきます。ビットコインが高騰し始めたことがニュースに取り上げられる機会が増えれば、なおさら実際に所有してみたい…なんて気持ちも生まれてきます。

しかし相変わらず得体の知れないものであるのも事実です。いろいろ考えた末に、とりあえずはbitFlyer(ビットフライヤー)のスマホアプリをダウンロードしてみました。アカウントを作るだけなら無料ですし、値動きを見るだけなら本人確認などの手続きは不要だったので。

アプリをダウンロードしてわかったのは、bitFlyerではビットコインを0.001BTCから購入できるということです。当時は1BTCが30万円前後で推移していたので、0.01BTCなら3,000円くらいで買えます。

値動きをチェックしていると、春先に比べて10万円~20万円も値上がりしており、3,000円くらいだったら買ってもいいかも…なんて思うようになりました。他に購入できるアルトコインも、安いものなら100円程度から買えるので、ちょっとしたギャンブル感覚で持っていても良いかなぁ、と。

個人情報を登録して、ビットコインを購入

正直、bitFlyer(ビットフライヤー)のコンテンツ・マーケティングにまんまとハマった感は否めませんが、ネタとしても面白いので購入のための手続きをすることにしました。アプリで個人情報を入力し、免許証などを撮影する程度の簡単な作業です。1週間ほどでハガキが送られてくるので、それを受け取れば手続きは完了です。

手続きが完了してからアカウントに3万円を入金し、9月下旬に0.01BTCを4,313円で購入しました(BTCはビットコインの通貨単位)。決断力がないもので、購入ボタンを押すまでに何日もかかり、結局3,000円で買えるチャンスは逃しましたが、残りのお金でアルトコインもいくつか買って、様子を見ることにしました。

値動きはなかなか激しい

アプリには総資産が日本円で表示されるのですが、ビットコインを購入した翌日の総資産は-1,200円。以降の1カ月は2万円台から浮上することなく、失敗した~と思って見ていました。ところが、10月中旬からビットコインが高値を付け始めました。時々値上がりした銘柄を売って、確定した利益でさらにビットコインを買ってみたり、所有するアルトコインを増やしたり…もはや完全に遊びです。

そのうち興味も薄れて放置していたら、ビットコインが100万円を超えたという報道が出て、あれよあれよと言う間に200万円前後を推移するようになりました。ビットコインの高騰と連動するようにアルトコインも値上がりし、総資産は一気に10万円オーバー!

特にモナコイン(通貨単位はMONA)の高騰はすさまじく、1MONA103円で購入したはずが、今は1,800円前後を推移しています。数日前は2,400円に迫る勢いでした。ただただビックリです。

せっかくなのでお店で買い物してみた

仮想通貨の値上がりで発生した利益を日本円に換金すると、雑所得として申告が必要になるそうです。筆者の場合はもともとの所得が少ないですし、発生した利益も数万円程度なので課税額に影響が出るとは思えません。でもビットコインのまま買い物に使ってしまえば申告不要ということなので、ビットコイン決済に対応しているというビックカメラに行って買い物してみることにしました。

訪れたのは福岡のビックカメラ天神2号館。2階の売り場で品物を選び、店員さんにビットコインで支払いたいと相談すると、「対応するレジは1階か4階にしかない」と言われて1階へ案内されました。レジが数台並ぶカウンターでいざ支払いの段階になると、ビットコインに対応しているレジは2台しかないことが判明し、さらに別のレジへ移動。口々に「やったことある?」「ううん、初めて~」と話す女性の店員さん3人がかりで対応していただきました。

2018年1月26日追記

確定申告が近くなってきたので調べてみたら、ビットコインで発生した利益が20万円以上の場合は課税対象になるそうです。また、ビットコインを買い物に使ったとしても、申告が必要とのことです。例えば1万円分のビットコインを購入し、半年後の価値が2万円にUPしたので、15,000円分の品物をビットコインで購入した場合、5,000円が課税対象となるそうです。

2018年1月26日の新聞記事によると、仮想通貨の取引支援をしているエアリアル・パートナーズは、取り込んだデータから損益を自動計算するソフトを開発し、仮想通貨に詳しい税理士の紹介サービスなどを行っているそうです。ビットコインバブルで“億り人”となった人は、これから確定申告の対応が大変だと思います。“億り人”になれなかった筆者としては非常にうらやましい限りですが、こういったサービスを利用すると、少しは確定申告の準備が楽にできるのではないでしょうか。

<参考>
日本経済新聞:ビットコインバブル(5)得したのは誰だ(2018/1/26)

簡単なアプリの操作で買い物ができた

ちゃんと支払いができるか心配でしたが、支払方法は思ったよりも簡単でした。通信ができる状態でbitFlyer(ビットフライヤー)のアプリを起動し、画面左上のパンくずリストから「Pay」を選択します。「送金」を選択して「QRコードをスキャンして送金」を押し、カメラでお店の端末に表示されるQRコードを読み込みます。すると送金されるビットコインの額が表示されるので、確認して「支払う」ボタンを押すだけです。

慣れた店員さんならかなり短時間で支払いができると思います。ちなみに筆者の場合、アプリが最新バージョンに更新されていなかったために支払いボタンが押せず、ちょっと手間取りました。なお、このときは3,240円の買い物で、0.0023BTCを支払いました。

まとめ

遊び半分で購入したビットコインで、実際に買い物をすることになろうとは…。半年前には思ってもみないことでした。少額ながらもビットコインを持っていたおかげで、かさ増ししたビットコインが欲しいものに交換できたのは貴重な体験でした。半年前の私、グッジョブ!

ただ、秋にはビットコインの分裂があって、価格が下がるのではないかとも言われていましたし、1BTCが100万円を超えたあたりからバブル状態が指摘されています。常に「いつ破たんするかわからない」と言われているのも事実です。ここ数日間を見ても、数10万円もの幅で値が上がったり下がったりしているので、表示されている資産が明日の朝には0になっている可能性は大いにあります。

ビットコインについてはお小遣い程度の金額を投資して、「少しでも価値が上がればラッキー♪」なんて思っているくらいの付き合い方がちょうど良いかもしれません。その一方で、ビットコインで買い物ができるお店がもっと増えたらいいなぁ…と淡い期待を抱いていたりする筆者でありました。

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