知らないと損をする!?【バーチャルプリカ】の仕組みと種類

みなさん、こんにちは。突然ですが、バーチャルプリペイドカード(バーチャルプリカ)というものご存知でしょうか?簡単に言ってしまうと、オンラインショッピングなどでクレジットカードのように使えるプリペイドカードのことで、その手軽さから2000年代後半に一気に普及しました。今回はそのバーチャルプリカについてご紹介します。

バーチャルプリペイドカードとは

バーチャルプリカとは、カードの形を取らないプリペイドマネーです。通常のプリペイドカードは内蔵されているICチップに自分のアカウント情報と残高情報を記録しているものが多いですが、バーチャルプリカはICチップではなく、サーバー上に残高情報が記載されています。使い方は簡単で、クレジットカードと同じようにカード情報を入力するだけで本人確認となり、基本的にはカードに紐付いたクレジットカードからアカウントに入金することができます。

通常のプリペイドカードとの違い

プリペイドカードは一定の金額を前払いし、その金額分だけ買い物ができるカードです。「Suica」や「WAON」、「nanaco」といったプリペイド式の電子マネーは普段から利用している方も多いのではないでしょうか。電子マネーに限らず、最近はコンビニやドラッグストアなどでもバーチャルプリカのコーナーが常設されるようになり、多種多様なカードが手軽に購入できるようになっています。

コンビニ出販売されているバーチャルプリカの大半は「iTunes Card」「Google Play カード」「GREEプリペイドカード」といったオンラインサービスで利用できるカードです。これらは用途が決まっているものが多く、「iTunes Card」ならiTunesストアでのアプリや音楽の買い物に利用できます。またローソンのLoppiやファミリーマートのFamiポートといったマルチメディア端末を利用して購入できるプリペイドカードもあります。

バーチャルプリカのメリット・デメリット

メリット

  • クレジットカード番号が店舗に伝わらないのでセキュリティ上のリスクが無い
  • クレジットカードを持てない人でも使える
  • クレジットカードの明細に支払いの項目が載らない
  • コンビニ等で入金することも出来るので使い過ぎの防止になる
  • クレジットカードでのチャージ時にポイントが貯まる(事が多い)

デメリット

  • プラスチック製のカードは存在しないので、実店舗では使えない(原則)
  • 継続的な支払い(映像見放題サービス等の毎月支払いが発生するサービス)では利用できない
  • コンビニ支払いでのチャージでは数百円の手数料が発生する

バーチャルプリカの種類

三井住友VISAバーチャルカード(VISA)

クレジットカード「三井住友VISAカード」のオプションとしてサービス提供していました。バーチャルプリカとしてはおそらく日本で最も古くからあるカードです。家族カードを作ることが可能なこともあり、未成年の家族が限度額内で利用するカードとして需要を掘り起こしたバーチャルプリカのパイオニア的存在と言えるでしょう。

Vプリカ(VISA)

ライフカードが2011年6月にサービス開始をしたカードで、審査不要で即日発行ができるのを売りに、ある程度の成功を収めたサービスです。クレジットカードのみだったチャージ方法もネットバンキングやコンビニのマルチメディア端末に対応するなど機能を拡張させています。

エポスバーチャルカード(VISA)

エポスカードが発行するカードで、発行対象がエポスカード保有者のみという制限はありますが、年会費無料で利用できます。

楽天プリペイドカード(MasterCard)

こちらも楽天カードの保有者のみに発行されるカードです。プリペイド払いでも楽天スーパーポイントが貯まる点が特徴的です。

e-さいふ(VISA)

三菱UFJニコスが発行するカードで、日本国内に在住している18歳以上の方であれば利用可能です。有効期限(2年)を過ぎるとe-さいふ口座に返金されるので、安心して利用出来ます。

バニラVisaオンライン

SBIカードが提供するサービスです。コンビニや家電量販店で金額が指定されたカードを購入し、クレジットカードを登録することで利用できるようになるタイプです。サービスは縮小傾向で、現在購入できるカードは5,000円のものだけです。(2017年9月追記:2016年12月20日をもってサービスを終了しています。)

三井住友VISAプリペイド/三井住友VISAプリペイドe(VISA)

三井住友カードが発行するカードで、カードレス型の三井住友VISAプリペイドeと、カード発行型の三井住友VISAプリペイドの2種類があります。どちらも18歳以上であれば発行可能で、使うとポイントが貯まります。VISAブランドのクレジットカードが利用できる店舗であれば、実店舗でも利用できるバーチャルプリカです。

JCBプリペイドカード

JCBプリペイドカードはJCBが発行するバーチャルプリカです。購入手数料が300円かかってしまうというネックはありますが、実店舗での利用が可能になっています。

実店舗で利用できるバーチャルプリカ

JCBプリペイドカード

JCBプリペイドカードにはJCBブランドであることを表すロゴとPREPAIDのロゴが記載されたカードが発行される

上記でご紹介したバーチャルプリカのうち、実店舗で利用できるのは三井住友VISAプリペイドとJCBプリペイドカードのみです。オンライン決済でしか利用できない他のバーチャルプリカと異なり、実際にプラスチックのカードが手元にあるので安心感があります。

ただし、カード番号が浮き出るエンボス加工はされていません。(そもそもこのエンボス加工は、「インプリンター」と呼ばれる機械でカード番号を伝票に転記するのに利用されていたものです。今でもその名残りとして残っています。)

国内であればクレジットカード決済に対応した店舗のほとんどがVISAやJCBのカードに対応しているので、問題なく決済ができるはずです。

発行方法

発行方法はそれぞれのカードブランドによって異なりますが、基本的にそれぞれのバーチャルプリカの発行申込を行えば即日発行が可能です。「楽天カード」しか登録が出来ない「楽天バーチャルプリペイドカード」のように、事前入金手段として登録できるクレジットカードの種類が限定されているものもあるので、その点には注意が必要です。しかし物理的なカードが発行される(JCBプリペイドカードなど一部のカードを除く)わけではないので簡単です。

クレジットカード番号などの個人情報の漏洩リスクを最低限にすることができるほか、クレジットカードの利用明細に請求もとの名前が載らないなどの特徴があるので、セキュリティの面とプライバシーの面両方での安全性が確保された決済手段と言えるでしょう。