ちまたで話題のQRコード決済。今なぜ注目を集めているのか?

こんにちは、ピピッとチョイス編集部です。1年ほど前からQRコード決済が世間で話題になっています。以前からフィンテックベンチャーを中心にQR決済アプリが登場していますが、ここにきて楽天やLINE、ヤフーといったIT大手も本格参入を表明し、更なる競争の激化が予想される状況となってきました。ピピッとチョイスの無料相談窓口にもQRコード決済に関するお問い合わせが増えているので、いま一度QRコード決済についておさらいしてみたいと思います。

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QRコードの知識や導入・比較に関する疑問などはこちらの記事でも紹介しています。是非ご覧ください。

まずは知っておきたい、QRコード決済の基礎知識

中国人観光客向け、インバウンド対策

QRコード決済の導入に関する疑問

QRコードとは

QRコードは1994年に現在のデンソーウェーブが開発した2次元バーコードです。高速で読み取れることがコンセプトだったことから、”クイック・レスポンス”の頭文字を取ってQRコードと命名されました。

仕様がオープン化されており、世界中で名刺や電子チケットなどに利用されています。特に2000年代以降は携帯電話にQRコードの読み取り機能が搭載されたことで、広告にウェブサイトの訪問を促すためのQRコードを掲載する手法が広まりました。2012年には普及の方法や使われ方までの価値が認められ、グッドデザイン賞を受賞しています。

QRコード決済とは

QRコードを用いる支払い方法をピピッとチョイスではQRコード決済と呼んでいます。古くはコカコーラの自販機に設置された電子マネー「Cmode」払いにQRコードが用いられていましたし、請求書に印字したQRコードからオンライン決済ページに誘導するスタイルも広い意味でのQRコード決済です。

日本では2010年の法改正で銀行以外の事業者も送金業務を扱えるようになったことから、フィンテックベンチャーを中心にスマートフォンを利用した送金アプリが多数登場しました。その後送金アプリから派生するようにスマホによるバーコード決済やQRコード決済が誕生しています。

なぜ今QRコードなのか?

日本ではSuicaやPasmoのような非接触ICカードによる電子マネーやおサイフケータイが10年以上前から登場しており、当時としては非常に画期的な技術を有していました。電車やバスの乗車券として利用する人口は非常に多いにもかかわらず、店舗での支払に使われるケースはそれほど多くありません。

非接触ICカードのカードリーダーは非常に高額にもかかわらず、カードの読み取り以外に利用できません。クレジットカードと同じようにデータセンターとやり取りするための通信設備も必要となるため、小規模店舗ではなかなか導入が進みませんでした。電子マネーカードが利用できるお店はコンビニや大型商業施設が中心で、街の小さな店舗では現在も現金払いが主流です。

スマホの普及で登場したモバイル決済

世界的なiPhoneの普及に伴い、日本の携帯電話市場はガラケーからスマートフォンへの移行が進んでおり、近年は高齢者をターゲットとした端末も多数登場しています。1人につき1台ずつスマートフォン(スマホ)を持ち歩く時代が到来し、タブレットのような汎用性の高い端末も比較的安価に誰でも手に入れられるようになりました。

2010年ごろから、スマホのイヤホンジャックに小型カードリーダーを差し込んでクレジットカード決済を行うサービスが登場し始めました。しかし当時は磁気式カードの読み取り機が多く、国によりスキミング対策でクレジットカードリーダーのIC対応が進められた結果、IC化できなかった決済サービスは実店舗向けカード決済の撤退を余儀なくされました。現在はクレジットカードと電子マネーの読み取りが1台でできるマルチカードリーダーと、スマホやタブレットを連携させるスタイルのモバイル決済が存在感を増しています。

中国で広まったQRコード決済

一方、中国では独特の文化や社会背景からスマホによるQRコード決済が爆発的に普及し、今や中国人観光客向けに日本でも導入されるほど世界的な広まりを見せています。QRコード決済は主に店舗が提示するQRコードを顧客がスマホで読み取ることで支払を完了させることができます。

QR決済アプリを起動させるためには暗証番号や指紋認証による本人確認が必要です。表示されるQRコードにはタイマーが設定してあり、一定時間をすぎると無効になるのでセキュリティ面も強化できます。

日本でも3年ほど前からサービスは存在している

クレジットカードに比べるとサインが不要で、アプリの起動に簡単な認証作業を行うだけで十分なセキュリティが期待できるQRコード決済は、専用のカードリーダーを必要としません。また決済データは自動で蓄積されていくため、データ活用によるメリットも期待できます。

スマホやタブレットがあれば、アプリをダウンロードするだけで使い始めることができます。そのため日本では3年ほど前から「Origami」のようなフィンテックベンチャーがサービスを展開していました。実は「楽天ペイ」や「LINE Pay」も以前からQRコード決済の仕組みを用意していましたが、なかなか普及させられずに現在に至ります。

手数料の値下げ競争が勃発か?

先日、株式会社pringが銀行口座と連携させて使うスマホ送金アプリ「pring」を正式リリースしました。このアプリにはQRコードによる店舗決済機能も搭載されており、「pring」を導入した店舗に課せられる決済手数料が、業界としては異例の0.95%と発表されたことで業界がどよめきました。

その後LINEは2018年8月から「LINE Pay」のコード決済手数料無料を発表、ヤフーもソフトバンクと組んで2018年秋から「PayPay」のサービス開始予定を発表するなど、QRコード決済への参入の動きが加速しています。

まとめ

QRコード決済はクレジットカードに比べるとセキュリティ面に安心感があり、利用者が増えることでキャッシュレス化が進む可能性は大いにあります。お客様にQRコード決済を積極的に使っていただくことで、SNSでつながったりネットショップへ誘導できたり、プラスαの活用法が期待できる点でも将来性のある決済手段です。これから未来を見据えたインフラ整備を始めるなら、QRコード決済を導入してみてはいかがでしょうか。

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